生きのびるためのジム
同名の著書(坂口恭平さん著)は私も大好きなのだけど、今回は事務違いのジムで。
8月の連休に入る直前、あまりにもストレスフルな仕事があったため、終了後には体中が痛くなり(特に肩が激痛)、疲れがひどく、翌日はほぼ丸一日寝たきり状態に。
せめて掃除だけでもしようかと思ってもしんどくて、しかも暑くて、ダメ。
自分の体力のなさと老化ぶりにほとほと嫌気がさしていたのだが、そのときふと天啓のように近所のコンビニ型のジム通いを決め、1位日体験を申し込み、翌日には正式に申し込んだ。(極端)
そして、早速ジムへ。
普段着でちょこっと通って90分ほど体を動かして帰る、きらくなジム。
なんと4日続けて通っている。奇跡ですか!?
4日通ってみて、驚くべき変化が!
①爽快感!
まず、体重は全く変わらない(笑)。
が、ジムの後のからだの爽快感!からだのなかに風が吹き抜けるようなさわやかさ。とにかく気持ち良い。
②動けるからだへ
そして、家でも体が動くうごく。
掃除、洗濯、皿洗い、布団の上げ下ろし他、これまで面倒でしょうがなかったこれらの作務が、すいすいと。
さっさと「動ける」からだになったのだ。すごい!
これまでは、動くのは損という価値観でなるべく動かずぼーっとしてスマホをいじって1日を終えていたのが、「動いた方が得」という真逆の価値観へ。
家族からも、動きにキレがあるね。などの高評価をいただいている笑。
③肩の痛みがなくなってきた
それからなんと、肩の痛みが減ってきた。
これまでは五十肩だ老化現象だと完全にあきらめモードなったのが、不思議と痛みがなくなってきたのだ。
これ、単に運動不足(筋肉を使っていなかったこと)が原因だったのかも?
④考え方が前向きに
これ、ほんとなのです。
これまでは、「仕事をいつまで続けられるのか…。早く辞めたい…。もうしんどくてできない…。いつ辞めようか…(やめる時期とお金の計算)」という思考ループでうつうつと過ごしていたのだが、
「あれ?いけるかも」モードに。
あんなに「私ってもうだめ。年とったし…体痛いし…」と言うことばかりを考えていたのに、今や「なんか、いけるんちゃう?」という感じ。
明らかに、思考ループが前向きに(少なくとも後ろ向きのうつうつモードから)変わってきたのを感じる。
なんだかちょっと極端だけど、私にとって1日60~90分のジム通いは、良いことづくめなのだった。
冒頭で「天啓のように」と書いたのだけど、天啓が下るにはいろんなタイミングが重なって「機が熟した」ともいえる。
まず、夫が事務所をわがやに移転したため、家で夕飯づくりをやってくれるようになったのが大きい。
夕方、私が家にいる必要がなくなり、正直ヒマになったのだ笑。ヒマなのにやることないから、後ろ向き思考でソファーにもたれてスマホをだらだら見るしかなくなっていて、そんな自分にもうんざりしていた。
そこで、「夕方ジムに行けるのでは?」という第一のひらめきが。
第二のひらめきは、スズキナオさんの文章で「チョコザップに行った体験」を読んだこと。
なんだかすごくゆるくて、いいかげんで、心地よかったので、「これ、ありなのかも?」とのひらめき(そしてちょうどキャンペーン中で入会金が免除だった)
第三のひらめきは、土門蘭さんのこの言葉。
https://x.com/yorusube/status/1674564677739872258
「あなたは攻撃的・破滅的なエネルギーが強くて、しかもそれが自身の内面に向かいやすいから、エネルギーの矛先を遊戯性をもってコントロールすることが大切」
まあこんなひらめきや出会いが重なってのジム通いとなった。ありがたい!
せっかくなのでピアノ教室にも通ってみようかなどと欲を出している。
私は自力では動かざること山のごとしなので、他力に頼って、自分を動かす「てこ」の役割が必要なのだ。
はああ、ひさしぶりに長文書いたわ。
満足。
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