「スーパームーンの夜に」

闇を裂く光の渦
スーパームーンが夜空を支配する
静寂の中、心が満ち欠けてゆく
巨大な月が地平線を這い上がり
冷たい風が私の頬を撫でる
魂を引き裂くその光の強さに、
一瞬、目を閉じて、心の奥を覗く。

ねえ、「大丈夫だ」って言って
嘘みたいに月が強く、強く輝いているから
"Don't worry," the moon whispers to me,
月の腕が、声が、背中に寄り添う
私の乾いた地面を、銀色の雨が打つ
その音が心に響き、思い出がよみがえる。

逃げる事など出来ない、
月は何処までも追いかけてくるから、
泣きたい位に分かる、切なさが襲う
この残酷な夜道で、
例えば私が月の欠片になったら、
空に舞い上がり、すべてを忘れられるのに。

その手で天空の彼方へ投げて、
邪魔なモノはすぐにでも消えてしまうの
ただの星屑で居させて、
自由に漂い、光の中で踊る。

ねえ、「大丈夫だ」って言って
嘘みたいに月が強く、強く輝いているから
"Don't worry," the moon whispers to me,
月の光が、声が、背中に触れて
私の鈍った感情を掻き乱す
その瞬間、心の中で火花が散る。

スーパームーンの夜に、
その光の中で、私を見つけて、
孤独を包み込む、幻想の世界へと、
ただ、満ち足りた心で、月と共に。

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コラボみたいな形に成りますが
作成者さんホントに、ありがとうございます。m(_　_)m