オワコン音楽レーベルにいたバンドの魅力を伝える 【残響レコード】
こんにちは、うしとらです。
普段はマリナーズとかについて書いていますが、今回は私が好きな音楽を語る自己満足noteです。
有り体に書けばオナニー
ちなみに私は音楽未経験なので、演奏については全く知りませんが、書けるだけ書いてみようと思います
予防線を張り巡らせたところで、早速始めていきましょう。
そもそも残響レコードってどんなレーベル?
Wikipediaからの引用によると、
「残響レコード所属のアーティスト達は、 インディー・ロック、ポスト・ロック、エレクトロニカやポスト・ハードコアを取り入れ、轟音を含み憂いやロマンチシズムが通う音楽が多く、その音楽性を示す「残響系」と呼ばれる事もある。」
ピンとこないなと思った方が大半でしょう。私もピンと来ていません。
要するに、他人と違う音楽聴いてる俺(私)カッケー‼︎したい人が聴くレーベルということです。
現状の残響レコード
上で説明した通り、ニッチな感じのレーベルも昔は勢いがあり、メジャーレーベルにも多くのバンドを送り出したのですが、現在は名は体を表すと言うのでしょうか、残響が虚しく佇んでいるだけになっています。
事業としては完全に撤退に入っています。
うーん、これはオワコン!w
本題に入ります。
それぞれのバンドの特徴とおすすめPVの簡単なレビューを3曲ずつ書いています。
おすすめアルバムについて書こうとも思いましたが、知らないバンドのアルバムについて解説されても冗長になるだけだと思ったので書きません。冗長さを気にするなら最初に予防線張りめぐらせんなよ
Cinema Staff
岐阜県出身の4ピースバンド。(ドラム、ベース、ギター×2)
ロックバンドには珍しい、ボーカル/ギターの飯田の伸びのある綺麗な歌声と、攻撃的でありながら癖のないストレートなサウンドが印象のバンド。
デビューして14年経つが、未だにどこか青臭さとエネルギッシュな感じを残している。
余談だが、cinema staffのチャンネル登録者数よりも、ドラムの久野が運営しているゲーム実況チャンネルの方がチャンネル登録者数が多い。
great escape
進撃の巨人1期2クール目のED。
BanG Dream!でもカバーされており、聴いたことがある人もいるのではないでしょうか。
大脱走の意の通り、疾走感溢れるサウンドでありながら、進撃の巨人のダークな世界観も共存させている完成度の高い一曲です。
ちなみに歌詞はガッツリ本筋のネタバレになっています。
GATE
イントロ、間奏、アウトロの全てが長い。
テンポは速くなく、歌詞も別れや失恋を連想させる暗めの曲調。
(その割にはメンバーが荒れ狂う。特に小柄で水色の服を着ている男が。)
この曲は間の使い方が絶妙で、イントロ、間奏部分でギターのみの部分から一瞬間をおいて、全員が演奏しだす部分や、ラストサビでは演奏を止め、焦らしにも近い仕打ちを受けた後、一気に畳み掛けるように激しい演奏が来るという憎い演出をしてきます。
「エモ」という概念を体現している曲です。
希望の残骸
明るい曲です。
暗い曲ばっかりだと疲れるので入れました。
ギターメインのAメロ→ドラムが加わるBメロ→全部のせのサビといった具合に、曲が進むごとに盛り上がっていきます。
歌詞はすごくチープな明るさで、MVもサビに入ると同時に、学生が顔を上げて走り出すというなんともチープな感じを醸し出してます。
ただ、こういったダサいストレートな感じも出せるのが強みであると私は考えてます。
People In The Box
福岡県出身の3ピースバンド(ギター、ベース、ドラム)
説明するのが難しいバンド。
素人にも分かる非常に変則的な感じで捉えどころがありません。
あえてジャンルに当てはめるのならば、プログレッシブロックに分類されるのでしょうか。
歌詞も特徴的で、隠喩、暗喩をふんだんに散りばめてられていて、メッセージ性に富んでいます。
(メッセージ性が富みすぎて、某掲示板にて歌詞考察スレが立てられている。)
とにかく、一度聴けば好き嫌いが分かると思うので、是非聴いてみてほしいです。
ハマる人はとことんハマるでしょう。
ダンス、ダンス、ダンス
アイマスの曲ではありません。
非常に優しく、素直な印象の曲です。
特に印象的だったのは、サビでベースが目立っていたこと。
失礼な物言いになりますが、ベースは縁の下の力持ちといったポジションで、意識しないとあまり聴こえてこない楽器というイメージなのですが、この曲のサビでは結構聴こえてきて新鮮でした。
あと、とにかく映像が綺麗。もう音消して映像だけでも見てほしい。その価値はあると思う。
逆光
正統派なロックテイストの曲。
なのですが、サビ部分はどこか幻想的な雰囲気を醸し出し、二律背反のものを綺麗に一つにまとめたような感じの曲です。
歌詞は人類の進歩をテーマにしているのでしょうか?
ニムロッド
すごく難解で前衛的な曲。
タイトルのニムロッド(ニムロド)はバベルの塔の建設を命じたとされる人物。
MVではノアの方舟が出てきたりと、旧約聖書からの影響が色濃く存在しています。
ダンス、ダンス、ダンスのMVと製作者が同じで、こちらも映像が綺麗。
歌詞は戦争や、文明発展に対する皮肉?を感じさせる内容です。
人によっては不快に感じる部分があるかもしれません。
決して暗い曲ではないのですが、どこか儚さや脆さを想起させる。そんな曲です。
雨のパレード
鹿児島県出身の3ピースバンド(昔は4人体制)
バンドなのですが、バンドらしくない、すごく現代っぽいオシャレな音楽を奏でる。
渋谷のJK100人の内1人は聴いてそう(偏見)
実際、YouTubeでのコメント欄も若年層と思しき人が目立ちます。
ビジュアルも洗練されており、今にもメインストリームに踊り出そうな雰囲気は漂わせています。
Tokyo
上京がテーマの曲
都会の冷たさや、懐の大きさを書き連ねています。
喧騒とは無縁で、静寂が心地よく響く曲です。
全体通して流れるドラムの無機質な音が、都会の冷たさをよく表現できていると思います。なお、筆者は田舎にしか住んだことがありません 知った風な口叩いてんじゃねーよ
Summer Time Magic
爽やかなのに、どこか気だるげな夏のラブソングです。
歌詞は甘酸っぱくて聴いてると恥ずかしくなってきます。
ポップスに寄せてきていて、万人ウケするつくりになっています。
投稿日とは全くの季節外れですが、非常に完成度が高く聴いてみる価値はあると思います。
Petrichor
Petrichorは雨が降った時の独特の匂いという意味だそうです。
まさに雨が降っている時のような鬱屈とした雰囲気の曲で、歌詞も不穏な空気がたちこめています。
インディーズ時代の曲で、売れたいという気持ちよりも自分の作りたい曲を作るという気持ちが前面に出ている曲です。
いかがでしたでしょうか。
何か皆様の琴線に触れる音楽があれば幸いです。