驚きの事実…!たくさん話しかけるとわんちゃんの寿命がのびるらしい。
普段から、わんちゃんに話しかけている飼い主様は多いかと思います。私もわんちゃんを飼っていたときは、暇があればよく話かけていたものです。傍から見ると滑稽に見えるかもしれませんが、大切な存在であるわんちゃんに話しかけるのは自然なことですよね。
ちなみに、話しかけるという行為は、わんちゃんにとっても良いことがあるのをご存知ですか?ここからは、話しかけることで生まれるメリットや、理想的な話しかけ方などをご紹介いたします。
長生きにつながる!わんちゃんに話しかけるメリット
わんちゃんの長生きと聞くと、適度な運動や健康的な食事、歯磨きなどのケアが思い浮かびますよね。しかし、それらと同じくらい話しかけることは大切であると言われています!
と言いますのも、普段からよく話しかけられるわんちゃんは、話しかけられないわんちゃんに比べると平均寿命が2~3年ほど延びることが研究結果でわかっています!
ではどうして、話しかけることで寿命が延びるのでしょうか?理由を見てみましょう。
●幸福度が高まる
わんちゃんは元々群れで生活していたため、飼い主様とふれあう時間が少ないと寂しくなってしまいます。できれば寂しい思いはさせたくないですが、飼い主様にも生活がありますから、24時間ずっと一緒にいることは難しいのが現実です。
そんな寂しい気持ちを少しでも埋めてあげるために、一緒にふれあう時間はたくさん話しかけてあげましょう。すると、わんちゃんは「飼い主様が自分を気にかけてくれている!」と嬉しい気持ちになります。
また、大好きな飼い主様とふれあっているとき、わんちゃんの脳内ではオキシトシンという“愛情ホルモン”が分泌されています。オキシトシンによる刺激は、わんちゃんの老化防止の効果が期待されています◎
●ストレス緩和につながる
精神的なストレスは、時に身体にも影響を及ぼします。それはわんちゃんも一緒で、環境や飼い主様の気持ちの変化を敏感に察知し、ストレスを抱くことで、体調を崩すことがあります。
わんちゃんが健康的な生活を送るためにも、ストレス発散は欠かせません。特にわんちゃんのストレス発散に効果的と言われているのは、適度な運動や休養でしょう。しかしそれ以上に大切なのが、飼い主様とのふれあう時間です。なんせ、飼い主様の存在は、わんちゃんにとっていちばん安心できるものですから。
わんちゃんがつまらなそうにしている、はたまた不安を抱えているような仕草をしているときは、ぜひともたくさん話しかけてあげましょう◎先ほどもお話しましたが、わんちゃんは飼い様に気にかけてもらえると、とても嬉しいのです。
わんちゃんは言葉を理解できるの?
ここまで、わんちゃんに話かけることの大切さについて解説してきました。では、わんちゃんは人の言葉を理解することができるのでしょう?
簡潔的にお伝えすると、答えはNOです。しかし、わんちゃんは言葉そのものの音やニュアンス、声の高低などで飼い主様が伝えたいことを感じ取ることができます。「おすわり」や「まて」などの技も、言葉を繰り返し聞くことで、少しずつニュアンスを理解し習得します。それと同じように、たくさん話しかけられることでさまざまな言葉のニュアンスを汲み取ることができるようになります◎わんちゃんは、想像以上にとても知性的な生きものなのです…!
話しかけるときに気をつけたいこと
先ほどもお話したように、わんちゃんは言葉そのものの音やニュアンス、声の高低などで飼い主様が伝えたいことを感じ取ります。つまり、上手に話しかけないと飼い主様が伝えたかったことが正確に伝わらないこともあります。安心してもらおうと話しかけたにもかかわらず、かえって不安を抱かせてしまうことも…。
わんちゃんの幸福度を高めるためにも、以下のことを心がけて話しかけてみましょう!
●ゆっくりと優しい声で話しかけよう
低い声や早口で話していると、「もしかして機嫌が悪いのかな?」と勘違いされがちですよね。それは、わんちゃんも同じです。特に低い声だと、わんちゃんは「怒られている」と勘違いしてしまう傾向があります。わんちゃんに安心してもらうためにも、できるだけ高いトーンで、ゆっくりと優しく話しかけてあげましょう。
もし飼い主様に余裕がないと、つい口調が強くなったり低い声になってしまいます。わんちゃんも、飼い主様のストレスには非常に敏感ですから、余裕がないときは無理にまで話しかける必要はありません。しかし、話しかけることはわんちゃんだけでなく飼い主様にとってもいい気分転換となるため、積極的にふれあう時間をつくることをオススメします◎
●スキンシップをしながら話しかけよう
話しかけながら、わんちゃんを撫でたりハグしてあげましょう。スキンシップはリラックス効果が期待できるため、わんちゃんの幸福度をより高めることができます。
●眠っているときは、そっとしてあげよう
わんちゃんは、1日の約12~15時間を睡眠にあてると言われています。なぜなら、わんちゃんの眠りはとても浅いため、長い時間眠らないと体力が回復できないからです。
眠りが浅いゆえに、ちょっとした刺激だけですぐ目を覚ましてしまいます。特にわんちゃんの耳は人の何倍も優れており、1㎞先の音も聞き分けることができるんだとか…(※諸説あります)。そのため、わんちゃんが眠っているときは、そっとしてあげるのがベストです。
いかがでしたでしょうか?
話しかけることで、わんちゃんにどれほど素敵な影響を及ぼせるのかを知っていただけたかと思います。わんちゃんと幸福に長く暮らすためにも、ぜひ積極的に話しかけてあげてくださいね◎