人懐っこいわんちゃんがやりがちな危険行動とは?対処方法もご紹介
他の飼い主様やわんちゃんに人見知りすることなく、とてもフレンドリーで懐っこいわんちゃんがいます。人見知りも特にせず、「遊ぼうよ~!」と誰にでも全力疾走な姿は、見ているこちら側もなんだかホッコリしますよね。
一方で人懐っこいわんちゃんが、他のわんちゃんや飼い主様と仲良くする際に注意して欲しいことがあります…!詳しく見てみましょう。
人懐っこいわんちゃんってこんな子!
飼い主様などのコマンドを素直に聞く
人懐っこいわんちゃんは、素直な性格の子がとても多いです!特にその性格が垣間見えるのが、コマンドトレーニングのときです。褒めたりおやつなどを与えながらトレーニングすることで、「この仕草をすれば飼い主様が褒めてくれる!」「良いことがある!」と素直にコマンドを覚えてくれます。
「おいで~」とコマンドを伝えると、ニコニコ笑顔で近寄ってきてくれるあの素直さ…可愛すぎますよね。
順応性がとても高い!
人懐っこいわんちゃんは、ふり幅の広い子が多いです!例えば、はじめてのドッグランやドッグカフェでは緊張してしまう子が多いですよね。しかし、人懐っこいわんちゃんは怖いもの知らずです。基本的にわんちゃんは、自分の身体より大きいわんちゃんには警戒心をいだきますが…人懐っこい子は体系等に関わらず、どんなわんちゃんにも興味津々です!他の飼い主様にも「遊ぼうよ!」と猛烈にアタックします。
どんな環境やわんちゃんにも慣れてしまうので、順応性がとても高いと言えますね。
攻撃することがほとんどない
基本的に「一緒に遊びたい!」「仲良くしたい!」というようなプラスの関係性を望むわんちゃんが多いです。そのため、威嚇や攻撃をすることはほとんどありません。むしろ、相手のわんちゃんが威嚇してきたとしても、気にせず笑顔でしっぽを揺らしている子もいます(笑)
人懐っこすぎるわんちゃんがやりがちな危険行動&対処法!
興奮してしまいがち!
先ほどもお話したように、人懐っこいわんちゃんは遊んだり仲良くしたいという願望が強いです。そのため、他のわんちゃんや飼い主様がいると…もう大興奮してしまいます。
もしそれがお散歩中だったら…興奮しながら道路に飛び出すことや、歩行者の妨げになってしまうことがあります…。
◎コマンドを伝えてクールダウンしよう
コマンドトレーニングは、わんちゃんと一緒に暮らす上でとても大切です。時にはわんちゃんを危険から守ることができますし、コミュニケーションをとる時間にもなります!そして…実はクールダウンの役割もあるんです!
興奮時に「おすわり」や「まて」などのコマンドを伝えると、わんちゃんは「飼い主様の言うことを聞くといいことがある」と知っているので、きちんとコマンドを聞こうとして冷静になるのです。そうすることで、事故などのあらゆるトラブルを回避することができます。
先ほどもお話したように、人懐っこいわんちゃんは素直な性格であるため、コマンドを覚えるのも得意です。ぜひ普段から習慣的にコマンドを教えておくようにしましょう◎
勢いよく飛びかかってしまいがち!
一緒に遊びたい気持ちが抑えきれず、つい他のわんちゃんや飼い主様にアタックしてしまうことがありませんか?一見可愛らしいですが…実はとても危険な行動なんです!
大型犬のわんちゃんが勢いよく飛びかかってしまうと…、大きな大人でも後ろに突き飛ばすほどの威力があります。小・中型犬のわんちゃんでも、小学生や、姿勢が安定していない状態の大人なら、突き飛ばすことができてしまいます。場合によっては怪我につながることもあるため、ぜったいに注意しなければいけないことです。
また、わんちゃんに飛びかかってしまうと…そこから喧嘩に発展してしまう可能性があります。もし体格差がある場合は大きな怪我につながりトラブルに発展する危険性も極めて高いです。
◎必ずリードをつけて距離をとろう
ドッグランやお散歩時は、必ずリードつけて、かつ短く持ってわんちゃんの行動を制御しましょう。もし他のわんちゃんや飼い主様の行動に気づいて飛び出そうとしたときも、勢いをセーブすることが可能です。
このとき、首輪ではなくハーネスの利用をオススメします。首輪だと、わんちゃんの動きを制御するときに首が締まってしまいわんちゃんを苦しめる危険性があります…。それに比べてハーネスは首への負担が最小限で済みます◎
また、一緒にコマンドを活用するとさらに良いです。リードを短くしつつも「おすわり」などで我慢することができたら…おやつなどのご褒美を活用しながらきちんと褒めてあげましょう。そうすることで、ストレスもたまりにくくなります。
いかがでしたでしょうか?人懐っこい性格のわんちゃんと一緒に暮らしている方なら、共感していただける部分もあったのではないでしょうか?
遊んだり仲良くなりたい願望が強いゆえに、人懐っこいわんちゃんも時にトラブルを起こしがちです。一方で、その唯一無二の性格をすべて否定してはいけません。わんちゃんの良い部分はきちんと知りつつも、トラブルが起こりそうな場面は未然に防いであげてくださいね◎