【ただのつぶやき】私と心理学
こんにちは。今回は防災・応急手当ではないネタです。
毎年毎年、歳を取るにつれて、自分と向き合う機会が増えたような気がします。特に、4・5年前ぐらいから、そういったものが以前より大幅に増えたような気がします。そんな中で、私がたどり着いたひとつのものに、心理学がありました。
(※もちろん、すべての皆さんにとって役に立つものでもなければ、むしろ気分を害するものなのかもしれません。そこについては、まったく強要するものではありません。)
ただ、私個人としては、心理学というものに、最近は結構助けてもらっているなぁという実感があります。そこで今回は、私と心理学との、出会いから現在、そしてお勧めする先生の紹介を、アップすることにしました。
〇心理学に出会うまで
それまでの人生、私は基本的に、ずーっと理系(大学では物理専攻というぐらい)を突っ走ってきました。
私の思う理系(科目)と文系(科目)の大きな違いは、おおまかには、人間を間において「人間の外を見ようとするのが理系」「人間の内を見ようとするのが文系」というような理解をしています。
(※こういう見方をしているので、歴史学や考古学といった、過去の事実を積み上げるタイプの学問は、どちらにも属さないような感覚でいます。)
そういった意味で、今思えば、心理学に出会うまでの私は、外の世界ばっかり見ようとしていたように思えます。それはそれで楽しかったのですが、社会に出てから色々な状況、色々な人々と出会うにつれ・・・いったん自分の内側に入ってしまった感情(特に負の感情)のコントロールに苦しむ場面が増えてきました。
〇心理学との出会い
このままではイカンな・・・何とかして、自分の感情のコントロール方法を見つけないといけない・・・そう思っていたときに、ふと本屋で心理学コーナーの棚が目に入りました。
最初にとった本は確かアドラーだったと思います。パラパラと眺めながら、「こんな世界の捉え方があるのか」「こういった考え方があるのか」と、新たな世界が垣間見えて、病みかけた心に驚きを与えてくれたように思えます。
もともと本が好きだったことや、何かやろうとしたときにはガッツリやりたくなるタイプだったことも高じて、そこから多くの本を読みました。
フロイト、ユング、アドラーという流れや、ヴェルトハイマーやピアジェといった認知系心理学、マズローやロジャーズといった人間性心理学・・・極めつけはヒルガードの日本語版(¥28000ぐらいしたような・・・)
我ながらよく読んだと思います。心理学専攻でもないくせにいきなりこんなもの読みだす私・・・今思えば、重度のヘンタイです。否定はしませんが(苦笑)
これらの本は、読めば読むほど、自分の内的世界の捉え方について、多くのヒントを与えてくれました。特に、いわゆるストレスとの向き合い方について、多くのことを学ぶ機会が持て、今も生き生きと役に立っています。
〇心理学との葛藤
その一方で、すこしの葛藤もありました。おそらく理系の人のあるあるにはなるんですが、、、どうしても頭が「AだからB」「BだからC」「CだからD」・・・の積み上げというか延長で、物を考えようとしてしまうんです。
この点、数学などはここを厳密に取り扱うので、スッキリするのですが、心理学はそうはいきません。後の時代の人は、前の時代の人の考えをベースに考え方を発展させようとしますが、そもそもスタートの時点の用語の定義からして異なっていたりで・・・まったく繋がらないようなところがあったり、人によって真逆(短絡的にはそう見えてしまう)ことを言ったりで・・・どうしたもんなんだろうかと。同じ出来事に対する捉え方でも、ある学派ではAだというが、違う学派ではBだという・・・こういったものが結構ありました。
・・・研究者でもないくせに、ホント暇人でしたね(苦笑)
〇あらたな心理学の捉え方(衛藤先生との出会い)
そんな漠然とした葛藤を持っているときに、たまたま出会ったのが衛藤信之先生です。日本メンタルヘルス協会の代表で、数多くの企業研修に携わられています。
衛藤先生は、パッと見では学者風の人ではありません。
むしろふざけているような人に見えるかもしれません。話し方も、いわゆる学者風ではなく、とてもフランクに、ざっくばらん・・・時にはそれを通り過ごしてコイツ大丈夫か?と思いたくなるような話しをされる方です。
(先生、ゴメンナサイ💦)
しかしながら、その話す内容には、確かな心理学の知識や、ご自身の人生経験とに裏打ちされた様々なエピソード、強烈な未来へのメッセージ・・・私は壮絶なまでの衝撃を受けました。
最初に見たのは、確かテレビ静岡の「テレビ寺子屋」の、20分程度の講演だったかと思いますが・・・あっという間に引き込まれました。
先生は、講演では難しい用語はほとんど使いません。心理学が初めての人にも何の問題もなく聞けるような内容でお話をされます。それでも、いい意味で、とてつもなく心を揺さぶられます。私は先生の講演をいくつか聞く中で自然と、バラバラだった心理学のピースが、うまくかみ合っていくような感覚を覚えました。
うまく言えませんが、先生の話を聞くと、心理学という肩ひじ張った机上の学問が、だんだんと現実世界にマッチする形で噛み砕かれていく・・・そんな感覚を覚えました。
先生はyoutubeチャンネルをお持ちなので、もし興味がある方は覗いてみてください。なにか心に引っ掛かりがある方は、何らかのヒントを得られるかもしれません。
(※「テレビ寺子屋」での講演も、youtube上にアップされているようですね。著作権の問題があるかどうかが不明なので、リンクは控えておきます💦)
〇最後に
もし、今回の記事を読んでみて、少しでも心理学や江藤先生に興味を持たれた方は、年末年始の空いた時間にちょこっといかがでしょうか?
本で読むなら、最初はかなーりライトな内容のやつから行くことをお勧めします。じゃないと、余計に頭がこんがらがるので・・・難しい本は、興味がしっかり湧いてから出十分だと思います。
もっとライトに、ということであれば、最初は衛藤先生がテレビ寺子屋に出演されているときのものをお勧めします(^^)まずはそれを見て、自分の肌に合うか合わないかを感じてもらうのが良いと思います。(※かなりキャラが強い人なので、合わない人には、まったく合わないと思います・・・)
ただ、私は間違いなく、心理学(と衛藤先生の考え方)に、かなり救われたという実感があります。
noteの世界に足を踏み入れてまだ2か月ですが、私を含め、今の世の中色々な葛藤を持たれた方々が多いなぁというのが実感としてあります。そういった方に、なにかほんの少しでも、助けになるきっかけになればと思います。
(※もちろん、私は衛藤先生の回し者でもありませんので!)
・・・おわり
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いつもは、子どもにまつわる防災&応急手当に関する記事を、月1(+臨時で不定期)で書いています!どれも、忙しいパパ・ママ向けの、サラッとライトな内容なので、ぜひ一緒に見ていってもらえると嬉しいです(^^)下に、過去の記事をマガジン形式で纏めましたので、ぜひご覧ください!
また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!
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