
古代浴場跡に建てられたローマのサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ聖堂
まるで遺跡のような佇まいのサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ聖堂。
ここは昔、カラカラ浴場より大きな古代ローマ最大の浴場、ディオクレティアヌスの浴場があった場所。
ディオクレティアヌス浴場は紀元5~6世紀に異民族が侵入し廃墟に。
16世紀になって古代ローマ遺跡保存の声が出ます。
ディオクレティアヌスの浴場跡には、当時のローマ教皇ピウス4世が、天使に捧げる聖堂建設をミケランジェロに依頼。
浴場跡を利用した聖堂は、入口も普通の聖堂とは違った味わいが。
ミケランジェロは古代の遺構に敬意を表し、かつての浴場の中心部分を活かす形で、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ聖堂を完成。
共和国広場の前にあるサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ聖堂。
テルミニ駅からも徒歩で訪れることが出来ます。