乗り越えた先の景色の美しさを観た(気がする)
Linkin Parkのライブ配信見ましたか?
Chester Benningtonという稀代の天才ボーカリストを喪って、止まっていたLinkin Parkが動き出した。新しいボーカリストにEmily Armstrongが加入して、新譜もワールド・ツアーも決まった。(日本も来てよ!)
Linkin Parkが終わって、Linkin Parkが始まる。だれが言ったか知らないが、これは往年のバンドの再結成とは違うということを的確に表現してくれた。Oasisの再結成もワクワクしたが、これはあくまで「やーっと少しは仲直りしたか(笑)」とほっこりエピソードの類に捉えていた。しかし、このLinkin Parkの再始動は明確に違うことがある。何しろChesterがいないんだ。圧倒的な声の唯一無二のフロントマンがいないんだ。その後任など、誰にとっても重責だ。絶対に比較され、批判され、離れるファンが山程いる。その責務を背負わされて続けられるバンドは多くない。ましてやワールクラスのバンドだ。どれだけ選んでも貶される。
そんな中で彼らは、カウントダウン後、全世界配信ライブで圧倒的なライブを見せてくれた。
すごかった。創り込まれた空間に、ゆっくりと確実に引き込んでからのEmilyの力強い声が響いた。決して負けない強い覚悟を感じた。情熱的なEmilyとMike Shinodaの冷静沈着なボーカルが重なった。初ライブにして、一気に引き込まれた。
そもそもリアルタイム世代なのよ
よかった…。
ずっと彼の死からバンドが止まり、リマスターや記念盤ばかりつくられて、もう思い出作業のバンドになってしまったんだと嘆いていた。カウントダウンは知っていたが、敢えて触れないようにしていた。リーク情報も下手な想像の原因になるので、無視していた。それが、昨日の配信ライブで、吹き飛んだ。
すごい、すごいいいよ!かっこいいよ!!!
Linkin Park、新譜楽しみだなあ!!!!
過去に頼らない縋らない、でも積み重ねた経験を捨てないできちんと武器を磨く。そういう積み重ねが昨日の夜に繋がったのだと思う。
ありがとう。Linkin Park。
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