劇団四季 ライオンキング
2021.12.29
すごかったぁ〜!!!!
一瞬にしてサバンナ!!!
衣装も舞台もダイナミック!!!
小さい頃から何度も繰り返し見ていたディズニーの世界が、目の前で繰り広げられてるのにワクワクと感動のしっぱなしでした😳💓
陽の当たるところは全てお前のものだ。でも、影のところは行ってはいけない。ってところは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、その善悪の知識の木からは、食べてはならない。ってところに重なるなぁ〜と思うし。
言いつけを破ってしまった時でも、見捨てず、見放さないし。
シンバが自分自身を見失った時、私(ムファサ)を忘れてしまっている状況ってのも。
クリスチャンだからか、全部聖書に繋がるなぁ〜としみじみ思います。(解釈は人それぞれ😊)
辛い時はハクナマタタも大事。すっごく大事。でも、過去の問題から逃げ続けて自分を見失ったら?自分が何者であるのかを思い出すこと。過去は消えないけど過去から学ぶことができること。そのプロセスを通して、本来の自分、あるべき姿、いきいきとした自分になれる。
大好きな作品に、こうして向き合うことができて本当によかった😌💓
以下は劇団四季さんを見て感じたこと
象の墓場からプライドランドへの帰り道
シンバと2人で話したいと言って、ムファサがライオンの被り物を取ったの何でだろうなぁ〜って思って。一国の王ではなくて、一匹のライオンとして、シンバの父親として、向き合ってくれてくれてるんだなぁ〜って父の愛を感じた。(被り物をしてたら、シンバを高く抱き上げることができないってのもあるかもしれんけどね。笑)
ティモンとプンバァが流暢な名古屋弁で面白かったし、嬉しかった!!!それによってシンバがプライドランドから遠く離れた所へ行ったんだってのもわかりやすかった!!!別の地方公演ではその土地の言葉なのかな?😊
スカーが愛に飢えてると言ってて!!!ディズニーの台詞にはなくって、なんて面白い解釈なんだろうと感動!!!!ただ王座を狙ってるんじゃなくて、ただ根底には「私を愛してください」っていうメッセージがあっただなんて。ハイエナを子分として従えてるけど、そこにも愛がないだなんて。なんて可哀想なんだろうって思うけど、そんなスカー愛おしいとも思った。
誰からの愛情も受けずに生きてきたって言ってたけど、王にはなれないけど、弟としてどう生きていくか、弟にしかできないことはあるんじゃないかと考えてみたらどうなったのか?
ハイエナとの関係も、しもべとしてではなくて、友として見ていたら、もしかしたら、2つの国の架け橋の役割をやってのけたかもしれない。
実は周りから(ムファサからもハイエナからも)の愛情があったのに、皮肉言ったり、自らを誰からも愛されない存在だと思ってしまったために、その愛情が見えてなかったのかもしれない。
王として、正しい秩序で世界を管理すると、国はどんどん豊かになって栄えていく。
王だからといって、自分勝手好き勝手になってしまうと、世界は枯れて滅びてしまう。
スカーのことを考えると、ただの悪役ではなくなる。
考え尽くされた緻密な仕掛けがすごかった。
たとえばムファサが殺されるところとか、まずヌーの群れが襲ってくるのも鬼気迫る感じがすごいし、ムファサが崖を上るところもアレ登れるの?ってなったし、スカーに落とされてムファサが倒れた場所が切り取られて、追悼の後、土に帰って消えるまでの過程がすごかった。完璧だった。
あと、落とされた時にゆっくり落ちていったけど、あれはどうなってるの?何かで吊られてるの?あ〜吊られてるなぁ〜っていう、わかりやすいような仕組みがなくって、驚きの連発でした。すごかった。
子役の子も可愛いし、滑舌良いし、歌って踊れるだなんて、素晴らしすぎた!!!!!
小さな子どもから大人まで楽しめる、ディズニーの世界そのものでした🤗