ジェンダー指標の多様性
公募委員の気づきシリーズ「ジェンダー指標の多様性」
ご覧いただきありがとうございます。
市民公募委員に役立つであろう基礎情報や、経験者としての感想を、
用語や時事をもとに掲載します。
男女共同参画において、
有名で、
重要で、
ニュースでの「日本はダメ」の論調がちょっとつらい、
それがジェンダー・ギャップ指数(GGI)です。
リンク:https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2021/210422.html
「世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数に対する会長談話」
(日本弁護士連合会サイトより)
日本は156か国中 120位前後です。
低いですね。
個人に置き換えると、「あなたはダメ」「でももっと良くなってね」。
こう聞いて、やる気が出る、気にしない、やる気がなくなる、それぞれいると思います。
このうち「ダメと言われるとやる気がでない」「他の視点で良い言い方もしてほしい」という人に朗報があります。
実は、世界の主要な指標は3つ。
ジェンダーギャップ指数はその1つ。
他に2つ。
そして、この残り2つでは、日本はわりと良い位置。
たまには「見方によっては、良いところあるよね」と言ってもらうほうが、
「もっと頑張ろう」と思えることもありそうですね。
ジェンダーギャップ指数で日本の順位が良くないと議論したり改善することは必要かつ、
『ジェンダーや男女共同参画にうんざりしない、敬遠することがない』ということも重要な点ではないでしょうか。
多様性(ダイバーシティ)が浸透していく世の中で、
ジェンダーや男女共同参画を語る指標そのものにも、多様性があるほうが良いですね。
次回以降、
・3つのジェンダー指標
・指標の違いからわかること
・順位の良し悪しより気にすべきこと、そしてまとめ
に触れていきます。