スネ夫も夢中になる・銀行はどうやって儲けているのか?
どうもこんちは〜。
あなたの近所にある銀行。実は年間数百〜数千億円も儲けています。2021年〜2022年で一番稼いだ銀行の儲けは11,308億円。ヨダレが出ます。
どのようにして銀行は、巨額の利益を叩き出しているのでしょうか?
そこで今回は「銀行はどうやって儲けているのか?」をスネ夫も夢中になるように説明する試みです。
それでは早速いってみましょう〜。
1.銀行を必要とする人たち
銀行がどうやって儲けているのかを知る前に、どのような人たちが銀行を必要とするのかを見ていきましょう。
一言でいうと、「お金が足りない人」と「お金が余っている人」が銀行を必要とする人たちです。
1-1.お金が足りない人
「お金が足りない人」というのは、、、
・家を建てたいけどお金がない。。。
・YouTuberになりたいけどPCやカメラを買うお金がない。。。
・新しいビジネスを始めたいけどお金がない。。。
といった人や会社を指します。
決して、貧乏な人を指すわけではないです。
例えばジャイアンの場合、、、
「俺様がリサイタルを開けば世界中にファンができるはずだ!だが、リサイタルを開くための金がない!金が貯まるまで八百屋して待ってたらジジイになっちまう!なんとかしろよ!ドラ◯もん!」
といった感じで、何かを始めるためのお金が足りずに困ってます。
1-2.お金が余っている人
「お金が余っている人」というのは、、、
・余剰資金
・子どもの学費
・老後の生活資金
などを貯めている人です。
例えばスネ夫の場合、、、
「今月も新しいラジコンや漫画を買ったけどお小遣いが余ったぞ。誰かに貸してあげてもいいけど、知らない人にお金を貸すのはなんだか怖いしなぁ。特にジャイアンなんかに貸したら・・・。なんとかしてよ、ドラ◯もん。」
といった感じで、余っているお金を貸す相手を見つけられずに困ってます。
ここであなたは、「は?お金なんて全然余ってないけど?なめとんのか!」と思うかも知れません。
ですが、世の中的にすぐには使わず貯めているお金は「余っているお金」としてみなされます。
2.銀行の仕事と儲かる仕組み
スネ夫みたいに、みんながみんなお金を貸さないとなると、リサイタルに必要な資金が集まらずにジャイアンは困ってしまいます。
そこで銀行の出番となります。
「お金を貸す人(スネ夫)」と「お金を借りる人(ジャイアン)」の間に入って、お金を返せなかった場合のリスクをとってくれるのです。
2-1.「お金が余っている人」からお金を預かる
銀行はまずスネ夫から余っているお金を預かります。そして、預けてくれたお金の量に応じたお礼をスネ夫に渡します。
スネ夫からすると、銀行に預けるだけでお礼がもらえて、管理も銀行に任せられるのでとても楽になります。
2-2.「お金が足りない人」へお金を貸し出す
銀行はスネ夫から預かったお金を、どこか「お金を必要としている人」にレンタル料をもらったうえで、貸し出します。
もちろんお金を貸し出すのは、「この人(もしくは会社)」にはお金を貸したとしても、きちんと返ってくる」と判断した場合だけです。
銀行はジャイアンのリサイタル計画をこまかく分析・検討し、「これなら大丈夫だろう」と判断して初めて、お金を貸し出すわけです。
万が一、貸し出したお金が返ってこなかった場合は、銀行の「損失」となります。
これでジャイアンは確りとリサイタル計画を建てさえすれば、銀行からお金を借りることで夢を叶えることができるわけです。
2-3.銀行はお金を貸し出すリスクの分だけお礼をもらう
整理すると、銀行はお金を貸し出す。そのリスクの分だけレンタル料を受け取る。さらにそのレンタル料の一部をお金を預けてくれた人にお礼として渡す。その差額が銀行の儲けとなるんです。
「貸した人から取るレンタル料」-「お金を預けてくれたお礼」=利益
つまり、「貸した人から取るレンタル料」のほうを、「預けてくれた人に払うお礼」よりも高くして儲けをだしています。
3.まとめ
まとめると、銀行は「お金が余っている人」から「お金が足りない人」へ、お金を融通することで儲けをだしています。
だから銀行の仕事は「金融」業と言われるんですね。
以上、「銀行はどうやって儲けているのか?」をスネ夫も夢中になるように説明する試みでした。それではさようなら。