ネタ本レビュー8「教養悪口本」
★☆☆☆☆
1/5点満点
「普通に悪口を言ってもつまらないから、教養を活かしたインテリ悪口で面白がろう!」みたいな趣旨の本ですが、面白いどころか吐き気がします。
まず自分で「インテリ」って言ってる時点で気に入らないですね。しかも「教養」と書いて「インテリ」と読ませるあたり鼻につきます。
著者の堀元見(ホリケン)さんは慶應義塾大学の理工学部出身らしいですが、今まで培って来た教養を活かすどころか見事にドブに捨てています。
インテリ悪口専業作家と名乗っていますが、有料noteに人様の悪口を書いて生計を立てていると恥ずかしげもなく公言しています。名前欄の「@衒学者」も意味分かんないし(てらがくしゃ?)何て卑しい人なんでしょう!
決して安くない学費を払ってくれたご両親に失礼です!帰省した時には「学費を無駄にしてごめんなさい」と土下座して謝りなさい!
予約特典で「インターネットの地獄との対談」という意味の分からない対談動画と、対談相手の男性をひたすら貶す解説noteがついてました。純朴な青年を食い物にして一体どういうつもりなんでしょう!?作家なら自分の文章力だけで勝負したらどうですか!?
ボツネタを集めたpdfも付いてきましたが、こんなの作ってる暇があったら最初から全部本に入れれば良いだけの話です。
で最終豊富な予約特典(笑)で客を釣るつもりだったんしょ
気取り屋が
天狗になっているのか、作家気取りでサイン会なんかやるらしいです。
ちょうどこのレビューを書いてる日(12/26)にイベントバーエデンでやるらしいので、直接乗り込んで文句言ってやります!首を洗って待ってろよ!
肝心の悪口も小難しい本を引用しただけのただの嫌味です。今時マートンの社会理論と社会構造とか、シャノンの情報理論入門とか誰が読むんですか?
今の時代に必要なのは武器とワクワクと羅針盤です。だから読むべきなのはアリストテレスの詩学みたいな無駄に文字が多い本ではなく、以下のような実用的な本です。
Twitterのタイムラインで「教養悪口本買った!」と愚か者どものツイートがばんばん流れてきますが、冗談じゃない!こんな本がまかり通ったら、読者が皆ホリケンさんみたいにひねくれてしまいます!
今すぐ本屋に行って、教養悪口本が置いてないか確かめに行きましょう!
1冊でも置いてあったら「こんな本入荷してんじゃない!」とクレームを入れてやりましょう!
平積みしてあったら、こういう実用的な本を重ねて覆い隠してやりましょう!
話は逸れますが、お酒が呑めない私の横で旦那が美味しそうにビールを呑んでいたので「先祖が汚いんだね」と悪口を言ったら、昭和天皇の侍従長だった方がいました。
おかげで旦那が口を聞いてくれません!
ホリケンさんはお詫びとして売り上げ半分よこして下さい!!