Think, before you act.
アメリカに住んでいたとき中学校の先生に言われた言葉だが、
教員になってそれを痛感することが多い。
自分自身の失敗、というより
肩書きがついてからこの言葉のありがたみを痛感した。
ほんの少しの変化でも…
ここを省略すれば楽なのに…
この部分をこう変えればいいのに…
私に限らず、多くの教員が日々抱く感情だと思う。
ただ、
ほんの些細な変化だからとりあえずやってみよう!
という考えはちょっと待ってほしい。
当事者にとって些細な変更のつもりでも、
それが他の担当や分掌にまで大きな変更を及ぼすケースもある。
(以下、あまり詳しくは言えない実例)
管理職「内規を10文字変えたら済む話だから変えろ」
→私が難色を示したため、管理職主導で変更
→内規のある章の半分以上に影響出る
(だから反対したのに…)
→他の委員会(相談系)もが大幅な変革を余儀なくされる
→何故か反対したはずの私が他の教員に恨まれる
一人で突っ走らない。他人を巻き込もう
なにか新しいことをしよう、変えようと思うなら、
自分だけで突っ走るのではなく協力者を得ることが大事。
隣の席の人に相談してみた
立場のある教員に立ち話してみた
自分と少し立場(学年・分掌・教科)の違う教員に話してみた
この程度でも十分。
もし反対されたら、その理由を聞くことができるので、
それはそれで一つの学びになる。
ただ、それすら難しい、
すなわち相談や連携、協力という文化がない学校も少なくない。
次回からボソボソと、教員間の連携の困難さや、分業の難しさについて
偉そうに語ってみようと思う。