John Doe

公立高校で数学を教えています。 他の先生がやりたがらない業務に追われる日々です。 「普通の教員」としての経験をもっと増やしたいのに…。

John Doe

公立高校で数学を教えています。 他の先生がやりたがらない業務に追われる日々です。 「普通の教員」としての経験をもっと増やしたいのに…。

最近の記事

変われない教育現場① 「〇〇さんの仕事」

20年前と比べて、教育は大きく変貌を遂げた、とよく言われる。 ただ、それはあくまでも特定の教員・特定の学校での話。 少なくとも私が見聞きし、そして勤務してきた学校のほとんどが、残念ながら旧態依然とした考え方で、グチャグチャになっているのが現状である。 例えば、観点別評価や小・中・高校の連携という文科省が重点を置いているような内容でも、従前の形を維持したいがために、形式的に実施している体をとり、従前の形式に合わせるための無駄な作業を加えているところもある。 今回は、私がこの

    • 休職後の待遇(注:ただの愚痴です)

      実は昨年にうつ病ということが発覚し、医者の勧めもあって3月まで休職していた。  ・後のことは〇〇先生が引き継いでくれる  ・途中の業務は確実に進めるから、安心して休んでほしい  ・復帰できるのであれば、仕事面での配慮はする 休職前に管理職にこのように言われたが、頭が全く働かない状態で、代替講師の時間割の調整をある程度行い(本来、他の教員がやるべき内容)、後任者に問題点や引継ぎ内容をまとめたものを頑張って作りあげて、後任者に託したのだが… 案の定、誰も何も動かない。 復帰

      • 生徒を指導するとき

        生徒が課題を出さなかったときやテストの点数が悪かったとき。 あるいは、校則や法に触れた行為をしてしまったとき。 逆に、親切なことや頑張りを見せてくれたとき。 教員は生徒に様々な指導や声掛けを行う必要があるが、気を付けなければならない点を挙げてみる。 その瞬間に声掛けをしよう 生徒が良いことをしても、悪いことをしても、大切なのはその場で(もしくは気づいたときに)声掛けをすること。 時間がたてばたつほど、打算的なものが無意識に働いてしまう。 これが意外と難しく、私自身もあとで

        • Think, before you act.

          アメリカに住んでいたとき中学校の先生に言われた言葉だが、 教員になってそれを痛感することが多い。 自分自身の失敗、というより 肩書きがついてからこの言葉のありがたみを痛感した。 ほんの少しの変化でも… ここを省略すれば楽なのに…  この部分をこう変えればいいのに… 私に限らず、多くの教員が日々抱く感情だと思う。 ただ、  ほんの些細な変化だからとりあえずやってみよう! という考えはちょっと待ってほしい。 当事者にとって些細な変更のつもりでも、 それが他の担当や分掌にまで大き

          自己紹介的なもの

           高校の教壇に立って20年が過ぎようとしている。決してオールラウンダーでない自分が教員を続けているのも不思議な話だが、それ以上に自分のやりたいことがほとんどできていない。  自分のやりたいこと、目指したいことよりも〇〇の主担やら△△の主任やら、やりたいこと以外の仕事ばかり舞い込み続けた。(現任校では担任すら持たせてもらえていない)そのためか自分の意見、というよりポジショントークばかりしていたように思う。  この仕事やりたくありません!  これは自分の業務ではありません!

          自己紹介的なもの