アンケート調査を実施したいーその2ー
フォームの作成・検証からアンケート配信のコツ
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[04] アンケートフォームを作成する
「調査設計書」が確定したら、アンケートフォーム作成に移ります。
大まかに3つのパターンがあります。
▼Aパターン:アンケートの配信先が判明している、または、自社のお客様へアンケートを配信する
└⊳自分たちで作成する
「SurveyMonkey」や「Questant」、「Googleフォーム」など
無料で作成することも可能です。
└⊳リサーチ会社へ依頼する
コストはお高めになりますが、基本的にリクエストに応じて
対応してくださるので、理想に近いアンケートフォームを
作成してくれます。
└⊳ユーズ・データ・ドリヴンへ依頼する
私どもでは、kintoneとフォームブリッジを使ってアンケートフォームを
作成します。
既にkintoneを活用しているクライアントにはお勧めします。
▼Bパターン:モニター・パネル調査を実施する
└⊳モニター・パネル調査を実施する時は、リサーチ会社さまにお願いせざるを得ません。
最終版※の調査設計書をお渡しし、数社からお見積りを取ることをお勧めします。
※概算見積もりを取る場合は、設計書は最終版である必要は無いのですが、「設問は10問」といっていたのに、設計書の検証でやり取りしている間に「30問になる」という現象が度々起こるため、出来るだけ最終版を渡すのが礼儀です。
[05] アンケートフォームを検証する
出来上がってきたアンケートフォームを検証=テストします。
ここは『忍耐』の期間です。😣
何度も経験しているので、気を付けなければならない点や効率よくテストする方法などいくつかTipsはあるのですが、対応するタイミングですぐにそのTipsをアップデートしなければならないほどいろいろなパターンがあります。
1つ明確にお伝えできるのは、関係者みんなでテストするのがコツです。
関係者みんなでテストするメリットは以下の通りです。
設問数が多ければ多いほど、いろいろなパターンの分岐や矛盾処理が発生するので、独りでテストするより間違いが早めに見つかります
独りで実施するより、間違いなく精神的苦痛が少ないです🤗
[06] アンケートを配信する
前述した『Aパターン:アンケートの配信先が判明している、または、自社のお客様へアンケートを配信する』であれば、配信リストを準備します。
『Bパターン』であれば、リサーチ会社様にお任せになります。
Aパターンの場合、気を付けないといけないのは、以下の通りです。
配信先の情報の鮮度:できるだけ最新の情報を用意します
配信先の重複の確認:クレームの端緒になります
配信文の用意:タイトルが肝心です。興味のそそるタイトルにしましょう。また、文面は、誤字脱字のないように気を付けましょう。
配信のタイミング:ここがとても大事です。20年ほどのキャリアの中で、配信したほうが回答数が稼げる『良い時間帯』を見つけました。試してみていただけると幸いです。
※アンケートの対象者によって異なる場合があります。下記の例は、仕事をしている人がアンケートの対象者の場合です。
クレームよりサンプルサイズが優先の方は、午前0時から配信:とはいえ、過去にクレームが来た確率は、1/10,000です。午前0時からだと、夜勤の担当者さまなど時間に余裕がある方が結構入力してくれます。平均100人前後/10,000人の回答は見込めます。
それ以外は午前7時頃配信:仕事をしている皆さんの回答する時間は、意外や意外、午前7時から2時間後の9時頃までに集中しています。お昼くらいに配信してしまうと、回答数は午前7時から配信した場合の半分くらいになってしまいます。
『アンケート調査を実施したいーその3ー』はこちらから
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