ワンコイン企業分析#7 IBM
1.はじめに
ワンコイン企業分析は、通常の企業分析とは異なります。
就活生などはOB・OG訪問を何度も何度も行うことで、入りたい企業の情報を蓄積し解像度を上げていくかと思いますが、それでは時間がかかりますし、中途採用の場合はなかなかOB・OG訪問ができないのが現実かと思います。
また、HPから拾える情報だけを集めてるだけでは企業分析になりませんし、就職・転職活動を行う上での、企業分析の本来の目的を達成することはできません。
そこで、ワンコイン企業分析では、10人以上のOB・OGの生の声を集約することで企業を様々な角度から分析し、新卒の方でも中途の方でも、誰もが入りたい企業の実態情報にアクセスできるようなサービスを提供しています。
2.OB・OG訪問の目的
OB・OG訪問の目的は大きく分けて3つあります。
まず最初の目的は、「業界の理解を深めること」です。
OBやOGを訪ねて、実際に活躍している先輩たちから直接情報を得ることで、より正確な業界知識を身につけることができます。
インターネット上の情報だけでは足りない部分があり、他の学生との差別化も難しいです。そういった場合に一次情報を手に入れることで、自分だけのアピールポイントを見つけることができます。
2番目の目的は、「自分の適性を見極めること」です。
就活や転職活動に取り組む中で、自己分析を行うことで、自分の強みや大切にしたい価値観が明確になります。また、就職先を選ぶ際には、業界や企業の特性と自分の適性が一致しているかどうかを考えることが必要になってきます。
OBやOGからの面接や入社後の経験談を聞くことで、企業が求める人材像やスキルを把握し、自分の適性と企業のニーズがマッチしているかを見極めることができます。
最後に3つ目の目的として、「入社後のイメージを具体化すること」が挙げられます。OBやOGから得る実際の体験は、その会社での活躍をイメージするうえで重要な情報源となります。入社後の仕事内容や職場の雰囲気など、具体的な情報を聞くことで、その企業での自分の姿を具体的に想像することができます。
入社前は盲目的になってしまうこともよくあることかと思います。
事前にどういった雰囲気の会社なのかを理解し、入社前後のギャップをなくすことで、不必要な摩擦を避けることができます。
3.ワンコイン企業分析の構造
本分析では、OB・OGの声を大きく3つに分けることで企業を解剖していきます。
一つ目は、会社の全体像についてです。
こちらでは、会社の雰囲気や働きやすさ(ワークライフバランスや育休の取りやすさなど)について説明していきます。
二つ目は会社の中で働く人についてです。
実際に働く人たちが、本来はどういう理由で入社しているのか(面接で伝える理由はあくまで表の理由ですよね。本当はどういう理由だったのか裏の理由は誰もがあるはずです)
また、どういうときに仕事が辛く感じるのか、また仕事が面白いと感じうるのか説明いたします。
ここで重要なのは仕事が辛く感じるポイントです。この会社を働く上でこのポイントが下限になりますので、この下限において、既に自分に耐性があるのかどうか、自分の入社目的を達しうるのかを判断する材料になります。
三つ目は、会社自身についてです。
会社のことは別名称で法人といいますので、各法人によって強みや弱みなども存在します。
こちらの項目では、会社の性格を踏まえた強み、弱み、そして今後の将来性について深堀っていきます。
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それでは、本編スタートです!
4.IBMとは
会社名: 日本アイ・ビー・エム株式会社
設立年: 1937年
事業内容: クラウドコンピューティング、データおよびAI、ブロックチェーン、セキュリティなど、IT関連のソフトウェア、ハードウェア、コンサルティングサービスを提供
5.会社分析
5-1.全体像
5-1①.会社の雰囲気
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