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さーて、今週のヒサコさんは?親を介護施設に預ける本当のタイミング

24日目


は~い、nakagawaiineです。

最近、日経Xウーマンの記事になったり、ブログや、半径5メートルの知人や友人に話したりで、すこしづつ、私の母の、遠距離見守りカメラライフが知られるようになってきました。ありがたや。


そんな中で、よく聞かれる質問2つに今日はお答えしたいと思います


1つ目は、どうして認知症(要介護3)の91歳が在宅で楽しく一人暮らしができるのですか?

2つ目は、それならなぜ世の中の人は、親を介護施設に入れようとするのですか?


なるほどー


まず、1つ目ですが、私が認知症の母親の一人暮らしを見守り始めて2年の中(どうやって始まったか、大変だったことは過去ブログをお読みください)で思うことは、


要介護3の認知症の母が本当に助けを求めるようなことは、


実際には年に何回もないということです



うちの場合、週1の買い物、毎日の調理(1日1回朝)をヘルパーさんに1日20分程度お願いしています。


本来ならば、料理も好きな母ですが、火災を避ける為、うちはガスを止めていて、母はレンジなど新しい調理機が使えないため、ヘルパーさんに朝におかずを3つほど作り置きし、薬をコーヒーに入れて出してもらいます

それと、週1回理学療法士さんが体操に、訪問診療でお医者さんが月1回診療にきてくれます。そして、それぞれがちょこちょこ母のことを気にかけて
小さなフォローをしたりします(電球を取り換える、エアコンの温度を下げてあげる、テレビの音量を下げてあげる・・なんせ、50まで上げていましたから!)

あとは、母が自分のペースで過ごしています。


自分のペースで、朝8時に起きると雨戸をあけて、お湯をポットで沸かし(これだけは使えます)、新聞を取りに行き、新聞、チラシ、テレビを見て、おなかがすいたらご飯を食べて、また、雨戸を閉めて10時に寝る。

それを、娘の私が見守りカメラで遠~くの東京から見守っています(1日、ちらっと気が付いたときに)

お母さんは、認知症じゃないんじゃないか?


そんなことはなく、前回記事に書きましたが、母は、頭の中の人の幻聴が聞こえ、叫んでいたり、今が何月か全く分からず夏にセーターを着ていたり、たまにおもらししたり。薬の管理もいつ飲んだのか、そもそも飲んだのか分からないので、管理できません。

ただ、昔していたことは今も手が覚えているようです(米を炊く、洗濯物を干す、掃除する、縫物をする、食器を洗う、雨戸をあける、戸締りをする)、


母は、自分なりに自立した生活を送ることで、自己肯定感を上げ、都度、自信をつけてきました



では、2つ目の質問。なぜ、人は親を介護施設に入れようとするのか?


それは、私もそうだったから分かりますが、認知症や親の老いのことを知らないからです

親が認知症になった、ひどくなると手に負えないらしい(世の中は認知症の悲惨な情報ばかりです)から始まり、

➡ 思考停止➡ プロにお任せしようという流れ


しかし、うちの場合は、なし崩し的に、母親が認知症、91歳で、一人暮らしを始めるはめになったのですが

(過去のブログにその顛末を書いていますので、お読みください)


やってみると、


意外に上手く、楽しくできるという情報は、世の中に流れてこないのです

その方法も知られていません(見守りカメラや、家電など今は沢山あります)


もちろん、親の認知症が重症になり、寝たきりになると楽しい、出来るとは言えないかもしれませんが、

では、

皆さんは、親を介護施設に預ける本当のタイミングをご存じですか?


うちの場合、実家と娘は遠距離にありましたので、老々介護を担っていた父が入院したタイミングで、薬の管理や日常のことを父にまかせっきりの母を介護施設へ入れる選択しかないと思ったのですが、


果たしてそのタイミングは正しかったのか?

自問自答を繰り返しています


次回、親を介護施設へ入れるタイミングや条件について、私なりに考えた


簡単なチェックシートを公開したいと思います



ぜひ、お見逃しなく!



#遠距離介護

#認知症

#施設に預ける本当のタイミング

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