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不妊治療で休職したかった本当の理由

不妊治療のため休職を始めて2ヶ月。
自分の時間が増えたことで、
自分の気持ちを客観的に見られるようになったので記録に残そうと思います。

休職の本当の理由

不妊治療の今後について悩んでいた頃、
これから仕事が繁忙期に入ること、体外受精にステップアップしたいこと、それらの両立が難しいのではと思い悩んでいました。

確かに繁忙期に不妊治療を続けるとなると職場への迷惑や負担を考えて罪悪感があったのも本心です。

ですが、今回休職を経て自分と向き合う中で気づいたことがありました。

それは自分の中で抱えきれないドロドロした負の感情と向き合うのが辛くて逃げ出したかったということです。

あの人は私より遅く結婚したのにもう妊娠した。周りの人にどんどん先を越されていく、どうしよう。私って結婚したのに中々子供ができなくて可哀想って思われているかも。

言葉にすると今でもしんどいですが、
当時はこんなことを無意識に考えていました。

当時の自分は「不妊治療と仕事の両立は大変だから休職は仕方がないことと」
気持ちに蓋をしていました。
ですが今は「そんな思考になってしまう環境からとにかく逃げ出したい」
というのが本心だったように思います。

休職は自分の心の健康を保つための
手段でした。

おかげで今ではすっかり心も体も元気です。
自分の考え方や視野を少しでも広げようと
社会人になって触れもしなかった読書に精を出しています。笑

何かを「やめる」「休む」「逃げる」というのは勇気がいることだと思います。
でも逃げたからこそ見える景色や新しい考え方が生まれてくることが分かりました。

不妊治療の行末はまだまだ分かりませんが
自分の心と向き合いながら少しずつ進んでいければと思います。


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