お腹よわよわな人生②
高校受験編
人生で初めての受験。
その日の試験の良し悪しだけで
合否が出るというのは緊張しやすい私にとって
想像しただけで今でもお腹が痛くなります。
一発勝負って本当に怖い…
英語の試験で失態を経験してからというものの
試験前は問題が解けるかということよりも
お腹が痛くならないかの方が圧倒的に不安でした。
そんな悩みを抱えた私を見て
母親も一緒になって対策を考えてくれました。
対策① 試験数日前からプルーンを食べる
プルーンは食物繊維が豊富なので
お腹の調子が整うとのことです。
対策② 大切な試験の朝は冷たい牛乳を飲まない
昔から朝に冷たい牛乳を飲むと
ほぼ100%お腹を下していたのでやめました。
対策③ お腹を温める
セーラー服って寒いんですよね。
中学の校則が厳しくて学校内では
セーラーの上に上着を着てはいけませんでした。
なので、セーラーの下にスパッツと腹巻き、さらに貼るカイロを
お腹と足裏にも貼ってました。
対策④ 下痢止めを飲む
これは最終手段です。経験上、飲むタイミングを間違えると効き目が薄れるので注意が必要です。下痢止めは水なしで飲めるものを筆箱に忍ばせていました。
下痢止めを飲むタイミング大切なのは腹痛が来るかもと思った時にすぐ飲むことです。効き目が出るまでに多少時間がかるので。
ただ薬を飲むとと喉や口が渇く副作用が
辛かったためあまり使いたくはありませんでした。
でもいざという時は下痢止めがあるという安心感から
以前よりも緊張が和らいだようにも思います。
心の安定剤として持っておくのもおすすめです。
一番伝えたいことは、どんな時にお腹を下しやすいのか
自分の体質や傾向を知ることが大切だということです。
自分の弱点を知ればあらかじめ対策を立てることができます。
対策を立てることで緊張を和らげる安心材料にもなります。
体と心って繋がっているんだなとつくづく思います。
試行錯誤の結果、無事に希望の高校に受かることができました。
私のお腹よわよわに一緒に戦ってくれた母親には
今でもとても感謝をしています。