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認知症とは・・・・

私の考え

 認知症と聞くと、60代以上の高齢者の方がなる異常な行動(もの忘れが激しい、勝手に外に出てしまうなど)をしてしまう病気であると思っていて、最近は、とても多い病気なのではないかと思います。そして、悪化してしまうと、家族の介護や施設の助けが必要になってしまう脳の影響による病気だと思います。なので、家族や近所の方の関係がとても大切なのでは?と考えます。

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解説

 正常に働いていた脳の機能が低下し、記憶や思考への影響がみられる病気です。
 認知症の中でいちばん多いアルツハイマー型認知症は、男性より女性に多くみられ、脳の機能の一部が萎縮していきます。血管性認知症は比較的男性に多くみられ、全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶は保たれている「まだら認知症」が特徴です。症状は段階的に、アルツハイマー型よりも早く進むことがあります。
 初期は、加齢による単なる物忘れに見えることが多いでしょう。しかし、憂うつ、外出をいやがる、気力がなくなった、被害妄想がある、話が通じなくなった、外出すると迷子になる、お金の勘定ができなくなったなどのサインが出てきたときには、専門機関に相談してみると良い。

もっと詳しく

 正常であった記憶や思考などの能力が脳の病気や障害の為に低下していく障害です。認知症にはいくつかの種類があります。いちばん多いのがアルツハイマー型認知症で、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。
次いで多いのが脳梗塞や脳出血などの脳血管障害による血管性認知症です。かつて日本では、血管性認知症が多かったのですが、このタイプは減ってきています。また、アルツハイマー型に血管性認知症が合併している患者さんも多くみられます。

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年齢による確率

年をとるほど、認知症になりやすくなります。
65歳以上70歳未満の有病率は1.5%、85歳では27%に達します。この確率をみると、85歳の方の4人に1人が認知症になるだろうと考えられる。日本における65歳以上の認知症患者はすでに240万を超えているという推計もあります。さらに団塊世代が65歳以上になる2015年には250万人2020年には300万人を超すと推定されています。高齢社会の日本では認知症が今後ますます重要な問題になることは明らかです。

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若い人も気を付けなきゃ!

 若くても、脳血管障害若年性アルツハイマー病の為に認知症を発症することがあります。65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。若年性認知症の患者数は、ある資料によると、3.78万人と推計されています。

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正常なもの忘れとの違い

 もの忘れには、正常なものと認知症をうたがえるものがあります。正常なもの忘れと認知症によるもの忘れの違いの区別ができればよいのですが、現実にはなかなか難しいものです。

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認知症の目安(全てではない)


もの忘れの為に日常生活に支障をきたしているか
日常生活で重要ではないこと(タレントの名前や昔読んだ本の題名など)を思い出せないのは正常の範囲内ですが、仕事の約束や毎日通っている道で迷うなどの場合は認知症のサインかもしれません。
本人が忘れっぽくなったことを自覚しているか
自分でもの忘れの自覚がある場合は正常の範囲内ですが、もの忘れをしていることに気づかず、話の中でつじつまを合わせようとするようになるのは認知症のサインかもしれません。
もの忘れの範囲は全体か
経験の一部を忘れるのは正常の範囲内ですが、経験全体を忘れるのは認知症のサインかもしれません。

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サインは?(軽度のもの)

 認知症のサインまではいかなくても、少しだけ正常のもの忘れが強いと感じたら、軽度認知障害の可能性も考えられる。
軽度認知障害の特徴としては、下記の4つが挙げられます。
・ほかの同年代の人に比べて、もの忘れの程度が強い
・もの忘れが多いという自覚がある
・日常生活にはそれほど大きな支障はきたしていない
・もの忘れがなくても、認知機能の障害が1つある
この場合の知機能とは、失語・失認・失行・実行機能のことです。
失語:言葉の障害(言葉が理解できない、言おうとした言葉を言うことができない、など)
失認:対象を正しく認識できない:知り合いの顔、色、大小などを認識できない、など
失行:くわえたタバコにライターの火をつけられない、服を着ることができない、茶葉とお湯と急須を使ってお茶を入れることができない、など
実行機能の障害:計画をたててその計画通りに実行していくなどができない
同世代と比べてもの忘れの程度が強く、こうした認知機能にも障害があると感じられたら、軽度認知障害のサインかもしれません。




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