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あなたは、どんな人?

「自分ってこんな人です」
ということを
もうすぐ話す機会があるんです。

もしそんな機会があったら
あなたは、なんてお話されますか?



わたしが、自分のことを
ずっとこうだと認識してきた代表的なことに

・頑固
・大ざっぱ

があります。


あなたにも、
ご自身で認識している
“性格“があるかもしれませんね。


ただ、本当にそうなのでしょうか?
いろんな部分があるのが人間です。

このことについて、少し細かく考えてみましょう。


良くも悪くもレッテルを貼っている


自分の性格には
良くも悪くも“レッテル“を貼っているだけ
ということがいえます。

例えば、小さい頃から
「あなたは頑固だね」
と親から言われてきた

世間で言われる
「A型だから几帳面」
「末っ子だから甘え上手」
などなど…


このようなレッテルが貼られると
不思議なことに、
その通りに振る舞おうとします。

わたしも長い間、
自分はO型だから大ざっぱだと思い込んできました。
しかし、本当はキッチリやりたいところも、
かなり沢山あることに気付きました。

逆に夫はA型だから几帳面かというと、
わたしの方がよほど几帳面じゃないか!
という部分もあるのです。

キッチリやりたいポイントと
大ざっぱにやりたいポイントが
それぞれに違うだけだったりしますね。


脳の【一般化】【焦点化】


そして、
「O型の人は大ざっぱだ」
という認識が強くある人は

目の前にいる人がO型だと知るやいなや、
『やっぱり!あなたは大ざっぱだね!』
となる行動ばかりを探します。

O型にも、大ざっぱでない部分も存在しますし、
その人の行動の何割が大ざっぱなのかは、
だれも測りようがないと思います。

もしかしたら行動の
【8割キッチリ・2割大ざっぱ】な人でも、
O型というだけで
大ざっぱというレッテルを
貼っているかもしれません。

ずっとO型だと思っていた人が、
実はA型だったりすると、
それだけで見る目が変わるかもしれませんよね…


ここで起きているのは
・O型=大ざっぱ という【一般化】
・大ざっぱな行動だけに着目する【焦点化】
の2つです。

【一般化】【焦点化】は脳の持つ特性です。


都合がよければそのままでいい


このように考えると、

じゃあ…性格とは!?

わたしは何を、
自分の特色として生きていけばいいんだろう?

と、逆に複雑に思えるかもしれませんね。



【レッテル】は、
自分の行動の指標となります。
これがないと、行動しにくくなることも、
もしかしたらあるのかもしれません。


【一般化】も【焦点化】も、
そのままでは複雑なものごとを
シンプルに捉えることの役に立っています。


不都合なときだけ、見直すことができる


持ってるものぜんぶ【才能】だから、
うまくコントロールすれば良いということ。

都合がよければ
【レッテル】も【一般化】【焦点化】も
じゃんじゃん、使っていきましょう(^^)


逆に自分にとって不都合なときは、
【レッテル】をはがしたり
【一般化】【焦点化】を解除する方法があります。

脳の性質がわかると、物事を捉える際の
選択肢を増やすことができますよ。


それで、結論、わたしはどんな人なのか。


以上を踏まえると、

わたしは、

・大ざっぱなところも几帳面なところもある。


その上で
「じゃあ、自分は、なにを大切にしていきたいの?」
という価値観こそが、
自分を自分たらしめる個性に繋がるのかもしれない。

そんなことを思いました。




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