うさこの20代
わたしは20代から婚活をしていた。
そもそも、女子中・高・大出身で彼氏ができたのが遅かったことも婚活に大きく影響している。
しかし、ここで得た親友たちは本当に大切な人々なのであまり後悔?はしていない。
話はもどり20代・・・
前半はアパレルメーカーで発狂し、体調を崩した。
合コンもしたし、紹介もされたし、ナンパもされた。
でも、恋愛できないくらい弱り切っていたのである。
現在、標準体重(重い)に近づきつつあるが、その時代は恐ろしく痩せていた。
数年働いた私は転職し、似たり寄ったりな職場でPRに配属された。
今思えば、私の人生はそこで歪み出したのかもしれない。
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転職先は基本的に内勤だった。
撮影立ち合いなどで外に行くこともあったが、夢にまで見た内勤がそこにはあった。
私は、大学デビューもいいところ、社会人(再)デビューを果たした。
平日、22時まで働いていた店舗時代にできなかった飲み会へゴリゴリ参加した。
そして、謎にモテ(穴)はじめたのだ。
私がモテ始めたのには理由がある。
ひとつめは、フットワークが鬼のように軽かった。
今まで、22時まで働き23時にHUBで落合い、朝まで飲んで出勤、というとんでもない遊び方をしていた25歳の女は鍛えられていたのである!!
合コンに誘われれば断らないし、何ならダブルヘッダーもしていた。
これを繰り返していたので、必然的に誰か知らには声を掛けられていた。
いい気になっていった。
ふたつめは、歯の矯正をした。
前歯が大きく、リスみたいに出ていることがずっとコンプレックスだったのだ。
120万。現ナマで払い、矯正をした。
これは生きてて一番最高の買い物だったと思う。
2年くらいかかったかな・・でも本当にやってよかった。
親知らずをたたき割り、頭を押さえつけられ歯を抜いた。
うまく血餅がつかず、ドライソケット(漏らすくらい痛い)になり泣きながら病院に行ったのも今ならいい思い出だ。
顔が変わったのだ。
「きれいだね」「美人だね」と言われることが格段に増えた。
26歳、とんでもなく調子に乗り出したのだ。
このころの私は、今考えると恐ろしい遊び方をしていた。
合コンに行けばお気に入りにアタックし、付き合ったり別れたりしていた。
合コンがつまらなければ、トイレの前でナンパ待ちをしたし、隣のテーブルにイケメンがいればラインを交換していた。
正気の沙汰ではない!!
楽しくて仕方なかったんですよ・・・
今までモテてこなかった普通の女が、急にモテだしたらこうなるにきまってるやろ・・・!!
で、皆さんのご想像どおり
「おっ?わたしイケるんやないか・・?!」とのトンチキ思考から、遊びまくり、ずぶずぶと沼にはまり、婚活がさらに難航したのです。
いや、難航しているのです。
つづく
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