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2歳でおむつが外れるまでの話
わが家には、もうすぐ3歳になる娘がいます。
娘は、2歳からほぼおむつを履かなくなり、2歳半からは夜間含めて完全パンツになり、そこからおむつを一切購入していません。
上の子どものとき、おむつ外れに苦労し、そのときの反省から娘のときは少しずつステップアップして取り組んできました。
結果、親子ともにさほど苦労せず、気づいたらおむつが外れていました。
夫が海外赴任のため母子生活中でも取り組めるような、あまりハードルが高くない内容だと思います。
そんな娘がおむつが外れるまでにどんなことをしてきたのかお話したいと思います。
(あくまでもわが家での経験談ですので、ゆる~くご覧ください。)
上の子のときの反省から得た教訓
何事もスモールステップが大事
上の子どものときは、「〇歳になったらだんだんとおむつが外れる」と思っており、その時期になったら少しずつトイレに誘ったり、パンツを履かせてみたり・・・と試みました。
息子からしたら、「今までおむつでしてたのに何でトイレ行かないといけないんだよ!なんでパンツ履かないといけないんだよ!」と思っていたと思います。
親子ともにストレスがかかり、もう少しなんとかできたのではないかなと反省しています。
この経験から気づきました。
大人もそうですが、『何事もスモールステップが大事』だということです。
そこで、第2子の娘が産まれたときは、産後からおむつ外れのことを考え、少しずつステップアップしていくことを意識して進めていきました。
産後すぐにしたこと
とにかくおむつをすぐに替える
基本のことかもしれませんが、産後すぐにできることはこれぐらいかと思い、まずやってみました。
おしっこラインが色づいていても薄かったりパンパンじゃなかったら、「まだまだ替えなくてもいいかな」と思いがちですが、ちょっとでも色づいていたら(おしっこをしていたら)、とにかくすぐにおむつを替えました。
理由は、「おむつがきれいな状態が当たり前」である状態を作りたかったからです。
おしっこをして、おむつがパンパンな状態を続けているとそれが「当たり前」の状態になってしまいます。
そうすると、いつおしっこをしたのか感覚がわからなくなってしまうと思いました。(今のおむつは性能がいいですが、きれいな状態を維持することを考えました。)
Sサイズなどはまだおむつの値段も高くないですし、今後早めにおむつが外れたとしたら長期的にみるとお得です。
おむつ代のことはこのときは気にせず、とにかく替える!を意識しました。
(もちろん常にできたわけではなく、なるべくできるように努力したということです。)
夜間は、睡眠のほうが大事だと考え、授乳時におむつを交換する以外はそのままにしていました。
尿の間隔が空いてきてからしたこと
布おむつと併用
娘が10か月頃になると、少しずつ尿の間隔が空いてきた様子がわかり、布おむつを準備し、自宅にいるとき限定で使用し始めました。
楽天市場で、布おむつカバーと布おむつを購入しましたが、カバーはけっこうかわいいデザインもありました。
布おむつのときも、おしっこをしていないかちょこちょこ確認をし、していたらすぐに替えました。
布おむつを用意した理由は、「おしっこをした感覚がわかるようになる」と思ったからです。
布おむつを使う前のイメージは、「古い」「大変そう」でした。
実際に使ってみたら、「おしっこをしたら布を取り替える」、それだけでとても簡単でした。
ゴミも出ませんし、おむつを頻繁に買う必要もなく経済的です。
本来は、洗濯乾燥機に入れるべきではないのですが、めんどくさがりのわたしは、うんちのときも含めて、軽く水洗いしたあとそのまま洗濯乾燥機にポイッとしていました…!
(多少しわになりますが、使用するには特に問題ありませんでした。わたしは気にしないですが、衛生的にはわかりません…😇)
あまり手間もかからないので、産後すぐから使用してもよかったかなと今では思います。
使い始めていくと、たまーーに「ちっち」と教えてくれるようになりました。
本当にたまーーにですが、これが大切だと思うのです。
性能のいい紙おむつではわかりにくかった、「おしっこが出た感覚」を養うことができたのかなと思います。
おまるに座ってみる
布おむつと同時ぐらいに始めたのが、「おまるに座ってみること」です。
おまるは、楽天市場でベビービョルンのものを購入し、娘が日中過ごすリビングに置きました。(2,3千円で購入でき、けっこうかわいいです。)
内部の取り外しができるため、おしっこや💩をしたら、そのまま流し、トイレットペーパーで拭いたあと、アルコールスプレーで除菌していました(スプレーはトイレに常備し、ここまでで1分もかからずおむつより手間がかかりません)。
布おむつを確認したときに、「あれ?まだおしっこまだ出てない」と前回のおしっこから感覚が空いているなと思ったら、「おまるに座ろうね」と座らせていました。
(このときは、娘にそこまで自我がないので言われるがままです。)
「おしっこ出るかな?」など声をかけ、たいてい出ませんが、本当にたまーーに出ることがあります。そうしたら、「やったね!」とハイタッチしていました。わたしが笑顔なので娘も嬉しそうでした。
あまり出ることは期待せず、座っただけで花丸、出たらラッキーぐらいに思ってやっていました。
上の子のときのように2歳や3歳になっていると、親の自分が焦っていましたが、この時期だと焦りはまったくなく心にゆとりを持って取り組めた気がします。
ちなみにこのおまるは、お風呂に入るときにも大変役立ちました。
わが家は夕食後にお風呂に入り、必ずお風呂前にトイレに行くのですが、食後ということもあり、突然💩を催すことがあり・・・。
そんなときのためにお風呂前におまるを用意しておくと、ビショビショの裸でトイレに行かずに済むため、何度助けられたことか・・・。
母親がトイレにいくときにおまるに座って待っててもらう
おまるを準備したときは、ちょうど後追いの時期でもあり、トイレにもよくついてきた娘。
「おまるでおしっこ」を進めるにあたり、やってよかったなと思うのがこちらです👇
わたしがトイレにいくときにおまるもトイレに持っていき、「お母さんおしっこするから、ここに座って待っててね」とおまるに座らせていました。
「おしっこをさせるために座る」のではなく、「待っててもらうために座る」ことから始めました。
おまるに座ることに慣れてきたら、ズボンを脱がせながら、座って待っててもらいます。
「お母さんおしっこ出た!やったー!」と言い、これも本当にたまーーに娘も一緒に出ることがあり、一緒に喜び合っていました。
(傍から見たらすごい光景ですが・・・🙈)
1歳2か月で保育園入園後
保育園での過ごし方
入園の時点で、すでに日中はおまるでおしっこができる回数が増え、自宅にいるときは布おむつかスッポンポンでした。
ちなみに、スッポンポンだとおしっこが床に出てしまうこともありましたが、「おしっこ出たね!やったね!次でるときはおまるでするから教えてね」と声かけていました。
(片づけが大変なので、疲れているときは、スッポンポンはおすすめしません。)
そのため、入園時に、今の状態と可能であればトイレでおしっこするよう声掛けしてほしいと保育園の先生に伝えました。
保育園に慣れたころからは、「先生!ちっち!」とおまたを指さして伝えたり、トイレでおしっこをすることが少しずつ増えてきました。
2歳になってから日中はパンツに
保育園と自宅にいるときもパンツ
トイレでおしっこをすることが当たり前になり、2歳になってからパンツを準備しました。
といっても80サイズのパンツがなかなかなく…、楽天市場でようやく見つけたコットン100%のものを使いまわしました。
保育園からも日中はパンツで過ごしましょうとお声がけいただき、替えのパンツを急いで買い足し、パンツで過ごすようになりました。
今は、ユニクロの90サイズのパンツを履いています。
デザインも可愛く、コットン100%で高くないので、親子で気に入っています。
保育園では間に合わず失敗することもありましたが、「いいんですよ。失敗することもありますよ。」と優しく言っていただけました…😭
休日お出かけや旅行のときもパンツ
休日や旅行に行った際も、日中はパンツを履かせていました。
行った場所によってトイレをすぐに見つけられないかもしれないため、「おしっこ!」と言われてからトイレを探すのではなく、おしっこの時間になるちょい前ぐらいからトイレを確認し、「お母さんもいくからついてきてくれる?」と一緒につれていきました。
お子様トイレがある場所は、子どもも進んでトイレに行ってくれるので、ありがたかったです。(やはり環境は大事なんだなと思いました。)
寝ているときもパンツに
2歳半でお昼寝のときもパンツ
日中のパンツであまり失敗することもなくなり、お昼寝から起きた際もトイレでおしっこができることも増えたため、お昼寝のときもパンツを履くことになりました。
保育園の先生からお声がけいただき、防水シーツだけ用意し、ありがたくお願いしました。
今のところ1度も失敗しておらず、本人も「トイレでおしっこ」じゃないと嫌なのだと思います。
2歳半すぎで夜寝るときもパンツ
夜間は、念のためでおむつを履いてもらっていましたが、朝起きたときに濡れていることがなくなり、ついに夜もパンツを履くことにしました。
夜おもらしをすると、防水シーツをしていたとしても、子どもの対応やシーツの洗濯などをしないといけず、次の日仕事だと最悪です・・・。
1か月ほど連続して朝までおむつが濡れていないことを確認し、パンツに移行しました。
こちらも今のところ1度も失敗しておらず、旅行に行くときもおむつを持っていかなくてよくなったので、荷物がかさばらず、非常に助かっています。
乗り気じゃないときのトイレへの誘い方
腹話術をつかう
ポイントは、「トイレに行っておしっこをする」という雰囲気をいかに出さないかだと思います。
娘もトイレに行くのが乗り気ではないときがありますが、出かける前など親としては必ずトイレに行かせたいときがあります。そんなときは、
「そうだ!〇〇(おもちゃ)がないなぁ、トイレにあるかなぁ。ちょっと見てきてくれる?」と言って、事前にしかけたおもちゃを探しに一緒に行き、「あったー!」と言いながら、違う話をしつつ、しれ~っとパンツを脱がしトイレに座らせたり・・・
「パンダちゃん、トイレに行きたいよう。〇〇ちゃん一緒にきて」とぬいぐるみを持ちながら、渾身の腹話術を使い、「パンダちゃんおしっこ出たよ。ありがとう!次は〇〇ちゃんが座ってわたしのことを抱っこしててね」などと言い、トイレに座らせたり・・・
とにかく「おしっこをする」ことに着眼させないようにするのが大事だと思います。
よくトイレでおしっこができたらご褒美シールを貼れる!というのを見かけますが、上の子のときはあまり役立たず・・・
「トイレに行ったら、おしっこが出たらご褒美」というのではなく、「他の用事でトイレにいき、気づいたら座ってた」みたいな雰囲気を作れば、たいてい成功している気がします。
まとめ
おむつ外れに限った話ではありませんが、1番のポイントは「スモールステップ」だと思います。
その子が今どういう状況なのか、それに合わせて今どういうことをしたほうがいいのか、すこーーーしずつ、すこーーーしずつ、無理なく進めていくことが大事だなと思いました。
周りがどうとかは関係ありません。『その子にとって』が大事です。
(「急がば回れ」ではないですが、結果として一番の近道かと。)
すでに2歳、3歳、4歳のお子さんだったら、親がトイレにいくときに一緒についてきてもらう、などから始めてもいいと思います。
無理せず進めることを大事に、わが家の経験談を参考としていただければ嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🐰