ひとりごと　2024/5/29

潰れた。

分かってた、分かってた。
このペースで行くと危ないぞって。
5月最後の土日明けたあたりで潰れるぞって。
案の定。
まあ、「この辺りで潰れるな」って
予想できるようになっただけマシかなぁ。

3日間、ほとんど動けてない。
天井ばっか見てる、寝てる。
今日は3日ぶりにシャワー浴びれて、
朝ごはんも食べれて、
「よし！1限行けるぞ！」って思ったのに。
なんで途中で引き返してきちゃうんだよ、もう。

友だちが、私がちゃんと食べてるのか心配して、
お昼にカレーを届けてくれた。
「こんなんで、明日のゼミとか、明後日の調査
　どうしよう」って相談したら、
「『しんどいです』っていうのだけでも
　メールしておいたら？」ってアドバイスくれて、
そっか、って思って、メール入れた。

ほんと、いつもいつもありがとうね。
あなたがしんどいときは、私が力になるからね。

ドタキャンばっかしてられないなって、
学童バイトは頑張って向かった。
大学とか研究のことはまるでダメなのに、
バイトはなんとかなってしまうな。
「コミュニティは分散させたほうがいいよ」
その重要性を、身をもって実感する。

職員さんとお話の続きしたくて、
少し遠回りして帰る。
「学生時代、こんなことがあってさ…。
　そのとき、今までで一番、親にキレたなぁ。」
「そうだったんですか…それは辛い、確かにキレますね…。」
お話聞くことしかできないんだけど、
それだけで少しは楽になってるのかな、
なってたらいいなと思う。祈る。

職員さんと分かれて、
こっちから帰るなら、パン屋さんに寄ろうかなと
歩いていたら、知り合いとすれ違う。
「多分、会社とかに入ったら、やること決まってるから、
　楽になると思うよ。潰れなくはなるんじゃない。
　むしろ、暇になるタイプじゃないかな。」
はぁ、そういうもんですかねぇ。そうだといいなぁ。

半額タイムに入っていたパン屋さんで、
クリームドーナツを買う。
明日の自分が飢えないように、
もう1つパンを買う。
まだ献立は立てられそうにないなぁ。

歩いていると、糀屋さんの前におじいちゃん。
ああ、まだお元気だったんだ。よかった。
前、友だちと一緒に糀室、見せてもらったなぁ。
友だちは今、世界を旅している。
今日は、どんな景色を見たんだろう。

おじいちゃんにあいさつする。
「前、糀室、見せてもらって」くらい、
言えたら良かったんだろうか。
ま、いいや、お元気なら、またお話しに行ける。

川沿いに座る。
誰か来て、背中押したりしないでね。
これは、フリじゃない。
この、河床が段差になってて、
流れが変わるとこ見るの好きなんだけど、
分かる人いるかなぁ。

あー、クリームドーナツ、うまぁ。

反対側の土手に軽トラが止まる。
おじさんが降りてきて、側溝の泥上げを始める。
あー、こうやって、見えない、目立たない、誰かの仕事で、
世界は回っているのかもなぁ。
心の中で、「ありがとうございます」を言う。

気がついたら、真っ暗。
街灯の明かりが水面に映る。
もう、蚊の季節？
なんか、あちこち、かゆいんですけど。
さー、帰ろ。
帰ったら、友だちがくれたカレーを食べよう。

どんだけの人に生かされているんだか。私は。
きっと、まだ大丈夫。
来週くらいには、元気になってるかな。