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【聞かれたことに正しく答える】 鉄道会社に就職しよう1

手順1 【聞かれたことに正しく答える】 ←今回
手順2 【良い質問・悪い質問】
手順3 【伝わりやすい文章の書き方】
手順4 【SPI試験の範囲と適性検査】
手順5 【面接で実際に聞かれたこと】

マガジン:鉄道会社に就職しよう

鉄道マニアは入社できない?

鉄道マニアは鉄道会社に就職できないという話を聞いたことはないでしょうか?
その話は、半分正解ですが、半分間違いです。

鉄道会社は、鉄道マニアだからという理由だけで、選考から落とすことはありません。書類選考や面接で、あなたの性格やコミュニケーション能力を総合的に判断して合否を決めています。

なぜ、「鉄道マニアは鉄道会社に就職できない」と言われるのか?

それは、コミュニケーション能力不足と判断されることが多いからです。
鉄道会社に入社すると、窓口接客はもちろん、他駅・他社との連携業務や、集団での泊まり勤務をこなすなかで、柔軟なコミュニケーション能力が不可欠になってきます。

鉄道というジャンルに限らず、世間のマニアの中に、以下のような人がそこそこいるということを、毎年数百〜千人もの書類選考や面接をしている会社は知っています。

  • 聞かれていることに答えられない

  • 相手の知識量に合わせて話せない

  • 自分が話すことだけに夢中になってしまう

つまり、今何を聞かれているのか?を理解せずに話を脱線させたり聞かれていないことをダラダラと話したり話相手にわかりにくい用語や表現を使ったりするような人が一部のマニアに見受けられる、ということです。

もし改札口や出札窓口でそのような対応をすれば、クレームに繋がりかねないため、鉄道会社にとってはリスクです。
コミュニケーションに問題がある人を採用したくない、という鉄道会社の考えから、一括りにマニア全体が敬遠される傾向にあり、そこから鉄道マニアが鉄道会社に就職できない、という話に繋がってきたのだと思われます。

逆にいうと、マニアだったとしても、
コミュニケーション能力に長けていることをアピールできれば、選考を通過できるということです。

鉄道の知識は、仕事をする中で嫌でも身につくもので、
最初から多くを知っていても、選考においてアピールの材料にはなりにくいです。

ちなみにTips

このnoteでは、鉄道会社の現業職を志望し、駅員・車掌・運転士・指令などを目指す方を対象に、説明会から面接までの各ステップで、重要なポイントを解説してきます。

国土交通省の省令で、「鉄道従事員の視聴覚要件」が定められています。
眼鏡やコンタクトレンズ使用時の矯正視力および聴力が一定基準を満たさない時や、色覚検査で基準以上の異常が見られる場合には採用されません。
事前に募集要項を確認し、必要なら健康診断を受け準備することが大切です。

ちなみにTips

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