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マミートラックの反対岸にいる女子たちの悩み

以前一度マミートラックというものを、
記事で取り上げたことがありました。

産休・育休を経て復帰すると、
希望に反して責任の軽い仕事の担当になり、
昇進・出世コースから外れるという、
マミートラック

由々しき社会問題です。

しかしながら、
最近ずっと心の中で思っていたことが私だけじゃなかったと発覚したので、
今日はあえてその反対岸にいる女子たち
悩みにも光を当てていきたいと思います。

反対岸
とは、

子供がいない女子たちのことです。

30代は3人女友達が集まれば、
三人三様の状況がある、
なかなか複雑なお年頃です。

A) 結婚して子供がいる
B) 結婚しているが子供がいない
C) 結婚していない

この、とある3人の中で
管理職に上がっていたのは、
BとCの子供がいない2人でした。

Aはやはりマミートラック
そこから今後脱する方法
そもそも脱するべきか、など悩みます。

そりゃそうです。社会問題ですから。

が、

BとCは管理職になってYeah Happy
で終わるのかと言うと、そうでもない。

何故なら自分たちは、
育休・産休をとってないから。

2人子供を産んだAのような女子たちが2-4年ほど休んでいる間働いていたし、
ノンマミートラックで仕事に全集中
なわけだから、進捗が早いの当たり前では?
と思ってしまうのです。

思ってしまうし、
例え本当に実力だとしても、
どうにも証明のしようがないのです。

マミートラックがあるが故の弊害は反対岸にもあるということです。



私は会社の同期女子の中で、
幸運にも海外本社の職歴ロンダリングを利用し、どさくさに紛れて早めに管理職になりました。名付けて、どさくさ出世。

でも、私以外はほぼ全員その間
産休・育休で最低でも一年以上
休んでいました。

おめでとう!と言ってもらえても、
うーんまぁ皆より長く働いてたからねぇ。
それに仕事に全集中出来るからねぇ。
となります。

今私の上司(部長)女性です。
そしてその部下であり、私と同じく
部下なしマネージャー
の1人は部長の同期です。

部長は既婚で子供がいません
部下なしマネージャーの方は子供がいます

やっぱりなってなります。

周りも言わないけど、
そりゃブランクなく部長は働いてたからねぇ、
となります。

部長のが出来る人なのかもしれません。
でも、2人とも同じ年数かつ集中力で働けている世界線で比べることは出来ませんから。

逆にある未婚の友人は、
取締役候補に「結婚せず子供もいない女性」と、「結婚して子供も数人いる女性」が上がった際、昨今のダイバーシティーの観点から、

結婚して子供も数人いる女性

が選ばれたと戦々恐々としていました。

実力で考えた時にどっちが選ばれるべきたったのかは深いところまで知る由もありませんし、
妬みで出た噂かもしれません。

でもそんな話になるこのご時世です。

別に誰かに勝るために働いているわけでは全くないですし、もちろん理由はそれだけじゃないのは声を大にして言いたいですが、

キャリア的な観点でも
やっぱり子供は欲しいなって思います。

『キャリアor子供。選択せよ。』

みたいなひと世代前の状態を覆し、
女性達の呪縛を自ら関係ないよって、
示してみたい欲がむくむく湧くんです。

なんだか、本当に女性にとって、
しんどい世の中ですけどね。


悩める女子の皆様、
それぞれのステージで頑張りましょうぞ。
あとちょっとで時代は変わると信じて。

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