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うなじに焼き付いた魔法陣を、きみは髪をかきあげて太陽に晒す。 きみを呪う、小さな魔法陣。 …
闇に氷のつぶてをいっぱいに敷き詰めて、星空が生まれる。 ぼくはその星も空も好きだったし、…
春の空を溶かしたみたいなガラスの箱に、星の色の金平糖を集める。 ぼくのとっておきの、お菓…
きみがいなくなったとき、ぼくはほっとしたんだ。 きみが悪い人だったとぼくはあまり思ってい…