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うさぎに散歩は必要?時間の長さは?場所は?うさぎの散歩について学ぼう!

飼い主さんにとって、うさぎは大切な家族の一員です。しかし、いつもはケージの中でおりこうさんに過ごしている時間が多いため、「かわいそうだな…」と感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

しかし自由を与えたいと考え、目の届かない時間・場所でうさぎをケージ外に放してしまうと、思わぬ事故に繋がります。そのため、うさぎのリフレッシュタイム(散歩)について知識を深めたいという声が多くあがっているのが現状です。

 

そこで今回は、お散歩についての知識を一通りご紹介します。外んぽ(外でのお散歩)アイテムについても説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

うさぎの散歩の必要性

 

単刀直入にいうと、うさぎは散歩が必要な生き物です。理想的な時間は、おおよそ1日1時間以上。可能な場合は、朝晩2回に分けて行うとよりリフレッシュ効果が高まるといわれています。

 

というのも、うさぎはとても活動的な生き物です。全速力で走ったり、ジャンプをしたり、活発に動き回ることがとても大好き...!そのため、狭いケージの中でじっとしているだけだとストレスがたまってしまうといわれているのです。

 

もちろん、信頼しているリーダー(母うさぎや飼い主さん)が不在の場合は、じっと留守番をするのも得意な生き物。しかしだからといって、じっとしているのが好きかと聞かれるとそうではないのが真実なのです。

 

 

うさぎの散歩の種類

 

ではさっそく、うさぎの散歩の種類についてまとめていきます。一般的には部屋んぽ(お部屋の中でのお散歩)が基本といわれていますが、他にもさまざまな場所で行う散歩があります。

 

メリットとデメリットもまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

【その1】お部屋で部屋んぽ

 

最も手軽で安全なお散歩といえば、お部屋で行なう部屋んぽがあげられます。外敵に襲われることがなく、うさぎの縄張り内での散歩になるので、とても心地よい刺激が得られるといわれています。

 

デメリットとしては、柱やコードなどをかじってしまうこと。危険因子を排除したのち、ケージから出すように心がけましょう。また、予期せぬトラブルを回避するためにも、目を離さずに見守るように努めましょう。

 

 

【その2】お庭で庭んぽ


自宅にお庭があるご家庭は、お庭でお散歩をしている方も多い様子。部屋の中でのお散歩に比べると野生性を強く感じるため、いつもとは異なる刺激を得られるといわれています。

 

しかし、食べてはいけない草花を食べてしまったり、ダニなどに襲われたりする可能性も0ではありません。また、興奮状態になったうさぎがいつも以上のジャンプ力を発揮し、庭の外に逃げ出してしまったという悲しい報告もよく耳にします。

 

 

【その3】公園などの外んぽ

 

お出かけ好きのうさぎの中には、公園などでお散歩をしている子もいる様子。いつもとは違う環境で思い出作りができるという点が、飼い主さん側のメリットといえるでしょう。

 

しかし、外に出る以上 危険はいっぱい!お庭と同様のデメリットはもちろん、リードがはずれてしまい取り返しがつかないケースになっているご家庭も多い様子。ハーネス・リードの使用練習を日頃から行うようにして、リスクを最小限にするよう努めましょう。

 

 

リードは外んぽの必需品!

 

ペットブームが到来するまでは、うさぎの骨格にあわない外れやすいハーネス・リードが多く販売されていました。

しかし最近は、サイズのバリエーション・仕様のバリエーションがさまざまになったため、選択を誤らなければ比較的安全にハーネス・リードを使用することができるようになりました。

 

おすすめは、ハーネス&リードがセットの商品。ゆるみやたるみがない不安要素を排除したアイテムを選び、着用するようにしましょう。

 

 

外んぽのリスク

 

本来、うさぎのお散歩は室内だけで十分といわれています。専門家によれば、外んぽはしない方がいいとの声もあがっているのが現状です。

 

というのも、外での危険性や外でのストレス、ハーネスやリードによるケガやストレスなど、うさぎの性格によっては外んぽが命取りとなる可能性が否定できないからなんだとか。

 

もし、外での散歩を行う場合は、うさぎの性格をしっかり把握するのがポイントであり、義務といえるでしょう。また、繰り返しお伝えしますが、安全のためにもハーネス・リードの予行練習は必ず行うようにしてください。

 

 

無理のないリフレッシュタイムを!

 

私たち人間の当たり前で物事を判断してしまうと、「ケージにばかりいてかわいそう」や「外の方が楽しいはず」などという考え・決断に至るでしょう。しかし、うさぎにとってそれは正しい判断なのか、この機会に再度考えてみてはいかがでしょうか。

 

うさぎは飼い主さんのことが大好きです。飼い主さんと安全なお部屋の中で遊ぶだけでも、十分に楽しいと“喜びのジャンプ”で伝えてくれることでしょう。ぜひ、愛うさぎと相談をしながら無理のないリフレッシュタイムをお過ごしくださいね!

 

講師:ほしほしこ

 

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

 

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

 

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