見出し画像

窓際FIREはFIREではない

窓際FIREとは何か

窓際FIREは、企業内での評価が低く、やりがいを感じにくい「窓際族」と呼ばれる社員が、経済的自立と早期退職(FIRE:Financial Independence, Retire Early)を目指す生き方を指します。このスタイルは、一般的なFIREの概念とは異なり、特定の条件や状況に基づいている。正社員という身分を保持でき社会的信用を維持できる上に、仕事は定時で帰り趣味に時間を割くことができて、コスパ最強である。心の中ではFIREしている状態。

窓際FIREの特徴

  1. 評価の低下: 窓際族は、組織内での役割が薄く、評価が低下しているため、仕事に対するモチベーションが下がりがちです。この状況を逆手に取り、自己投資や副業に時間を充てることが可能。

  2. 経済的自立の追求: 窓際FIREは、資産運用や副業を通じて、経済的な自立を目指す。これにより、会社からの収入に依存しない生活を目指す。仕事は続けてもいいし辞めてもいい状態を作る。

  3. ストレスの軽減: 窓際族としての立場を利用することで、仕事のストレスを軽減し、自由な時間を持つことができる。これは、精神的な余裕を生む要因となる。

  4. 状態:心はfireしている状態である。会社には縛られているけど定期収入が入ってきてある程度時間がある。毎日定時で帰ることができる。有給や休みが多い。


窓際FIREとFIREの違い

FIREは、経済的自立を達成し、早期に仕事をリタイアすることを目的としたライフスタイルです。

  • 資産運用による収入: FIREを実現するためには、資産運用によって得られる不労所得が必要です。これにより、生活費を賄いながら、働かずに生活することが可能になる。

  • 計画的な資産形成: FIREを目指す人々は、長期的な視点で資産を形成し、計画的に生活設計を行う。

  • リタイア後の生活: FIREを達成した後は、完全に仕事を辞めるか、フレキシブルな働き方を選ぶことが一般的です。

一方で、窓際FIREは、評価が低い立場を利用して、経済的自立を目指すため、以下のような違いがあります。

  • 評価の低さを利用: 窓際族は、評価が低いため、仕事の負担が軽減されることを利用し、自己投資や副業に時間を充てることができる。

  • 短期的な幸福感: 窓際FIREでは、瞬間的な幸福感を求める傾向があり、長期的な計画よりも、今を楽しむことが重視されることがある。

結論

窓際FIREは、一般的なFIREとは異なるアプローチで経済的自立を目指す生き方です。窓際族としての立場を利用し、自己投資や副業を通じて、ストレスの少ない生活を追求する一方で、FIREの本来の目的である計画的な資産形成や長期的なリタイアとは異なる側面がある。このため、窓際FIREはFIREの一形態ではあるものの、同じ目的や手段を持つわけではないことを理解することが重要。窓際FIREは仕事は辞めていない状態なので周りから見たらFIREとは言えない。XではFIREした人がゴロゴロいる。Xで窓際FIREを自慢するのはいかがなものかなと思う。窓際FIREは周りから見たら平均よりお金を多く持っている社畜でしかない。窓際FIREは心の中で思えばいいものであり、他者に自慢することではない。窓際FIREが嫌なら会社を辞めてFIREしたらいいだけの話である。有能なら仕事を頑張りお金を貯め早期リタイアをする。窓際FIREはメンタル病んでないと思い付かない発想かなと思う。