人間関係にイライラした時は、自分の何かが反応しているサインかも?
20代の頃、会社員をしているときに、いわゆる「お局様」的な存在の先輩がいて、結構悩まされました。
先輩は、何かと仕事を抱え込み、「手伝いますよ」と言っても、絶対に仕事を渡してくれない。そのくせ、「あー忙しい!」と言って、上司の前では忙しいアピール。
「うさぎちゃんが出来ないから自分がフォローしている」と周囲に触れ回り、何かというと私に「それって常識じゃない?」と言ってくる・・。
「私がいないと、会社回らないからー♪」
が口癖で、他の男性社員や上司も
「〇〇さんのおかげだよー」
「〇〇さんがいないと、困るんだよねー」
などと言うものだから、余計に得意になっている・・。
・・が、実態は、面倒くさい仕事はすべて後輩に押し付け、自分は目立つ仕事ばかりやりたがる。
大きな取引先や役員が来ると、率先してお茶出しして、クネクネとアピール・・。
若かった私は、本当に毎日イライラ・・。
同期の女子たちと、会社帰りに飲みにいって、先輩の愚痴で盛り上がったりしていました。
その後、色々あってフリーになったのですが、今思うのは、
(何であんな事でイライラしていたんだろう・・)
ということ。
当時の私は、大した仕事もしないで要領よく上司に取り入って褒められている先輩を疎ましく思っていたけれど、本当は自分が認められたかったのだと思います。
「私だって頑張っています!」
「私だって任せてくれれば仕事できます!」
「私は先輩の2倍のスピードで仕事します!」
って言いたかった。
「うさぎちゃん、すごいね!」
「うさぎちゃんのおかげで助かった!」
って認めてほしかった。
それが叶わない(叶わないと思い込んでいた)ことに、イライラしていた。
そう、要は自分の問題だった。
その後、フリーになって、お客様に感謝されると、自分の承認欲求が満たされて、
(あー、この仕事していて良かった)
って心から思えることが増えていった。
すると、当時の先輩のことなんか、本当にどうでもいいことだったなって思う。
もし、自分の周りに
(あー、この人、本当にイライラする!ムカつく!)
という人がいたら、自分の中の何をその人が刺激しているのかを考えてみると、案外スルッと解決するかもですね。
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