![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152804440/rectangle_large_type_2_c829cf9d2838bc5c4c3f5b9609fc6110.jpeg?width=1200)
本番近くなってようやく本腰が入ってくる
チェロでアマチュアオケの本番に乗ります。
気づけば本番まであと2週間。
速くて16分音符で上がり下がりが続く激ムズポイントが何箇所もある(しつこいほど笑)ブルックナーが特に大変です。
noteでも何度も書いてるし先生方にも毎回言われる
「全部弾こうとしないで大事な音をつかみなさい」
「金管が四分音符で吹いてくれているのだからそこに乗りなさい」
「一生懸命やりすぎて周りが見えなくなってる」
おっしゃることは十分理解しているのですが、ここが本当に難しい。
自分の性格なんでしょうね。
やるからには何とか全部弾きたいとムキになってしまいます。
しかしその割には限られた練習時間をレッスン曲の練習に割いてしまっていました。何だかんだブルックナーから逃げていたんですね。
さらう曲が多い時の優先順位のつけ方って本当に難しいです。好きな曲、やりたい曲ばかりさらってしまいます。
個人レッスンに本格的に通うようになって1年ちょっと。レッスンはやっぱりちゃんと準備して行きたい。音階もエチュードも曲もきちんとさらいたい。本番がないときはそれでいいのですが、いよいよ本番近くなってくると切り替えが必要ですね。優先順位。はい、その通りです。
その切り替えがようやくできて本腰が入り始めたのが今週末でした。遅い(笑)
週末の日中など家で練習してもおそらく大丈夫だとは思うのですが、何となく迷惑かなと思ったので最近は近所のスタジオで練習しています。
本腰が入ったので涙を飲んで?スタジオにレッスンの楽譜は持っていかない。パート譜を何度もさらって指使いを体に覚え込ませる。音を覚える。
苦しいけどあと2週間できる所まで行きたいと思います。
ある程度弾けるようになれたら、大事な音も見えてきて無理なく曲に乗れるんだと期待します。
やっぱり「本番」ってすごいモチベーションですね。前回の弦楽アンサンブルでベートーヴェンのカルテット12番をやった時も、本番前の1ヶ月くらいはノイローゼになるかと思うくらいさらっていました。
発表会も同じ。大人になると発表会なんて恐怖でしかなくて死にそうになりますが、おかげで必死で練習しました。(あぁまた発表会の季節が近づいてくる。。)
私はアマチュアなので、どこかに「やりきった」という感覚が欲しいのだと思います。乾杯のビールのためにも!
さて、そんな私はなぜか本番の前の日にレッスンを入れていました(笑)。どうしよう、ほぼ進歩していない状態で行くことになるな。
先生にも「本番の前の日でもいい?」と言われたのできっと大目に見てもらえるでしょう。