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実録。 離活日記「幸せになる為の離婚」  Vol.4 娘の受験とコロナ禍離活突入!

幼い頃から本を読む事が好きで、兄が勉強で良い成績を残すと親戚中皆んなに褒められるのを見て育った娘は、兄以上に負けず嫌いのせいもあり兄を追い掛けて受験勉強を始めた。
兄が感覚的な勉強をするのに対し、娘は自分でその日のやる事を決めコツコツと粘り強く勉強するタイプである。
勉強の結果は、兄と同様に小学校の中では常に1番、2番、塾でも必ず上位に入って学力検査があると必ず成績上位者として名前が掲げられていた。
勉強をすればする程成績が上がり、親戚や友達からも褒められていて日々自信が付いていくのが見て取れました。

長男の志望校合格

居住地の高校受験制度は、私が学生の頃とだいぶ変わっており、学区制度が廃止され県内の希望する高校であれば何処でも受験可能になっていた。
当初は、県内No.1の進学校よりも自宅からの通学が楽だったり、文科省の『スーパーグローバルハイスクール」指定校の様な国際的な特徴のある高校に興味があった様だが、塾での好成績で自信がついてきたのか国内でも上位にランキングされる超難関高を目指し、見事合格する事が出来た。
私は、子供の受験には聞かれたらアドバイスはするが、あまり口出しはしない様にしていました。
ただし、実際には今の子はネットで多くの情報を自分で仕入れて自分自身で判断する事に慣れているのか、最後まであまり相談を受ける事はなかった。(ಠ_ಠ)

合格御祝い旅行 ・・・迷いから決心へ・・・

兼ねてより志望校に合格した時は、スキーに行きたいと話していたので約束通り希望の北海道へのスキー旅行を企画した。
当然、長男の難関高への合格/入学は本人、そして親戚、家族の喜びである為、私は「もしかしたら・・・」と思い家族四人での旅行前提で企画した。

離婚を考え始めたかなり前より妻からは朝の挨拶の返事もなければ、日常的な会話も無く、こちらからの問い掛けに関しては一切無視を通していたので、当然北海道スキー旅行の話しをしても返事もなければ、顔の表情も一切変わる事はなかった。

でも、当時私は、「もしかしたらこの旅行から事態が変わり、以前の様な楽しい家族旅行が出来るのでは?」っと根拠も何もないまま勝手に思い描いていた。

結局、娘の塾の面談と重なってしまい娘は行けなくなったので、私と長男の二人で行く事になった。

後になって考えたら、妻が旅行に賛成する事は無く、当然と言えば当然なのだが、やはり私の心の内の一部にまだ家族として立ち直れないか?と少しでも可能性があるのなら元に戻りたいという気持ちは有ったのだった。

この時、2つの事を決心した。
1つは、妻と離婚する事。(再確認)
もう一つは、娘に対しても高校合格の際には、娘の思いを実現出来る様な旅行をするという事である。

そして、長男の大学を目指しての受験勉強が始まりました。
更に私にとってもおそらく家族にとっても日常的な非日常の生活が淡々と進む事になりました。

その年の暮れ全世界に「パンデミック」「新型コロナ」という言葉と共に全世界が非日常から日常を取り戻すべく戦いが始まりました。

つづく



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