懐かしの謎
昨日、MUSIC FAIRを見ていたら、KinKi Kidsの「硝子の少年」が流れた。
この曲が流行った頃、私は小学生。両親が流行とかに興味がないタイプなこともあって、なにがいいとか悪いとか、全く疎い小学生だった。
この曲を知ったのは、ご近所の女の子の影響だった。ある日、登校途中の道すがら、「硝子の少年」をキレッキレに歌い踊り始めたのである。
なんのこっちゃ。で、ポカーンの私。
一方、これはすごい! と他の子はやんやの拍手。
そして、彼女が堂本光一氏の王子ぶり(?)を賞賛し始めて、私はようやく世の中にジャニーズという団体があって、その団体にはいくつものグループが所属しており、そのグループは奇妙なことに、みんな男だということを知った。
「へえ!」というようなものだ。
知らないあんたの方がよほど、「へえ!」だよ! と今なら思うが、情報源となるテレビのチャンネル選択権および、テレビをつけていい時間の決まりは、両親が握っていたため、全く知らない、縁がないという状態は、私が中学生になるくらいまで続いていた(と思う)。
テレビの話はおいておくとして。
私は昔から、初めに1度習ったことが一番いいもののように、勘違いするところがある。「硝子の少年」を完コピして、歌い踊り狂う小学生の女の子の影響は大だった。KinKi Kidsの光一氏がキラキラ王子であり、堂本剛氏の方はイマイチキラキラの足りない人という認識をしっかり持つことになった。
後にそうでもないと思うようになったけど。。。
彼女は、あの頃よく流行った芸能人のプラスチックの下敷きも持っており、もちろんコレクションには、光一氏のものもあった。
あれは、どうやって手に入れるものなのか、未だに謎だ。ジャニーズのファンクラブに入っていたということ? なのかな。。。
彼女の家は、とにかく新し物好きで、流行に敏感だった。
流行りだしたポケモンのなんとかカードも全種類集めると息巻いていたし、そのカードを収めるためのケースもしっかり持っていた。
今から思えば、ご両親がそういうことに理解があったのだと思うけど、なんにせよすごい一家。
生産が追いつかないとかで、おもちゃ屋さんも、仕入れ待ちとか、表に紙を張り出す騒ぎになった「たまごっち」もいち早く手に入れていたなぁ。
思えば、彼女の行動は、カルチャーショックそのものだった。
私は、ポケットピカチュウという万歩計を、たまごっちが手に入らないからと確か買ってもらったのだが、それを買ってもらったと話した次会う時には、もう持っていたりして。。。
引越してしまったから、もう会うこともないけど、懐かしいのと同時に、色々とすごすぎて謎だったなぁとも思い出す。
懐かしの謎。
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