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ギブソンタックの講釈

毎日ギブソンタックをして、早1週間と少しが経とうとしている。

ギブソンタックという言葉も、もはや古いに違いないし、髪型自身もいつ流行ったやつだ状態だが、背に腹はかえられぬ。髪の毛を切られすぎて、どうしようもない。

ギブソンタックと言って、わかる人と、わからない人と、必ずいらっしゃると思う。今日はその講釈をたれることにする(写真があるといいなと思ったけど、なかった。ごめんなさい)。

たぶん、今流行っている髪型に名前があっても、私は分からない人だ。「あー、あれ!」とも思えないかもしれない。

さて、簡単にギブソンタックを説明すると、「くるりんぱ」だ。

まず髪の毛をひと束ゴムで結び、ゴムより上の位置に穴を開け、ゴム下の髪の毛を通す。結果、くるりんとゴムに髪の毛が縦に巻き付くという、髪型である。その髪の毛をほぐしたりなんかすると、ボリュームが出たり、パーティー感(ゴージャス?)が出たりする。

一時期、「くるりんぱ棒」という、「くるりんぱ」をうまくやるための道具すら、ドラッグストアに売っていたくらい。「くるりんぱ」が流行っていた頃は、割とどこでも、くるりんぱ頭の人をよく見た。

剛毛多毛で、ぶきっちょさんの私は、結構高かった「くるりんぱ棒」を一発で、壊してしまったけど。

さて、ギブソンタックというのは、その「くるりんぱ」を何度か繰り返した後。ピンで最終的に止めて、アップヘアにしたものをいう。

「くるりんぱ」にするのは、ポニーテールでもいいし、三つ編みでもいい。

剛毛多毛ピンピンヘアの私は、2つ3つしかできないけど、三つ編みにして、「くるりんぱ」をくりかえす。三つ編みにしないと、ぼさぼさ落ちてきてしまうので意味がない。

今のところ2回の「くるりんぱ」で、髪の毛は収まってくれるので、よき。

それから、また髪型的に古臭いことになってしまうのだろうけど、髪の毛の量を減らすための技として、ハーフアップの「くるりんぱ」をつくったあと、もう1度、1回目の下の位置で「くるりんぱ」をつくることにしている。その2回目の「くるりんぱ」に三つ編みを通す。

失敗なく、髪の毛の量も減らせて、まとめたい部分が、ピンでしっかり止まる。

髪の毛を切られすぎて、お団子ができず、でもアップヘアにしなきゃならないようなときは、ギブソンタックは、おすすめだ。

まあ、古い髪型だろうけど。

でも1周回って新しいかもしれない。

【今日の英作文】
「よく眠れない日が約1ヶ月続いています。私は途方に暮れています。」
"I've not slept well about for one month. I'm at my wit's end.''

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