人間の練習中

エネルギー（力）を、与える人奪う人という動画を見た。

きいさん（この動画の配信者）の動画を見る時は、思わず正座をして見てしまう。

今回の動画もそう。

私はどうかなぁと思いつつ、考えつつ視聴する。

私は人のエネルギーを奪うタイプに近かった。

それは、昔から人からエネルギーを奪われる体験を多くしてきたからだと、総括できいさんは仰ったけど、ショックだ。

与える側ではないだろうなとは思いつつ、人や自分からエネルギーを奪う人間だと自分を思うのは悲しい。

私には、口癖がある。

「○○すればいいのに」（正論）

この言葉には「なんで、そんな当たり前が分からないの？」という裏メッセージがある。

人にはそれぞれ理由も事情もあって、あえて○○しない、またはできないこともある。

「○○する（正論）」が一番いいこととも限らない。

できていない部分を指摘して、ダメ出しをする。

これは人にも、自分にも、毒でしかない。

正論を言って、なにか解決することもあれば、そうでないときもある。

というか、正論なんてみんな分かっているし、でもできないからもがいているんだ！　困っているんだ！　まちがえるんだ！　な話だろう。

「○○すればいいのに」と正論だけ言われても、思われても、それではなんの進展もない。

結果だけを見て、いい悪いを言う。その人の過程や事情、結果に対する考え方を知ることこそが、人との関わりという点では、本当は大事なのに。そこに、その人なりの努力があるかもしれないし、私の知らない考え方があるかもしれない。

自分だけ正しくて、偉ぶっている。

そんな極端な話でもないけど、そんなふうに自分で自分のことを思うことがある。

もっと「うれしい」、「ありがとう」、「大変だったね」、「お疲れさま」を、素直に、人や自分に言えたらいいなと思う。

人や自分の頑張ったところ、やってきたことを見られたらいい。認められたらいい。

結果じゃなくて、そういうものを見て、言葉を発せられたらいい。

人の力を拡大するか、縮小させるかという点だけじゃなくて、自分の生きやすさの面でも、きっと違うはず。

その方が、自分も人も大事にできると思う。

正論だけでは誰も救えないし、自分も息が詰まるだけ。

ずっと、人間練習中だなあ。。。

それも悪くないけど。

「これ、よかったよ」、「素敵だね」って自然と口から出るようになりたい。

【今日の英作文】
私は2対1で負けました。
I lost two to one.

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