仲良くする
人と仲良くする、愛想よくする、できたらいいけど、正直苦手。
人の顔色を伺う癖と、人の気持ちや意図を忖度する癖。空気を読みすぎてタイミングを逃し、なのに思いついたからには、何かしなきゃならないと、焦って失敗する。
過剰に仲良くしなくては! という意識を持ちすぎて、相手に引かれるということもあった。
もう色々面倒くさいので、わざわざ誰かと仲良くすることはやめよう作戦にでたこともある。
その中間をいけばいいのよ。臨機応変にね。と思うけど、そうは器用にできないのが、人間というやつで。私という人間で。
人と仲良くしなきゃと気負っているうちは、空回りが多い。
たとえ上手くできても、自分の理想が高すぎるから、あれこれ些細なことをつつき出してダメだったーとなるし、本当にできなかったときは、自分はちっとも成長できないと、自信をなくす。
結局、できないことをできるようにしたいときというのは、無理をしているときや理想を高く持ちすぎているときが多く、上手くできても、できなくても、その結果に納得がいかないものだ。
でも、私は人と仲良くできるように、できたら、なりたい。
そう本当に思うなら、希望や夢を捨てる必要はない。現在できていないなら、やり方や考え方が間違っているので、やり方や考え方、目標を変える。
私の場合は、自分は八方美人だということを自覚して、何かを忖度するのは、もはや頭に体に染み付いていると思うことにした。自分ではどうにもならんと。
まず自分が仲良しになりたい人とは、どんな人かを考える。
職場の人? それもどんな人?
支援施設の誰?
誰彼構わず仲良くしようとするから、失敗したと思う。
100%の人に自分を好意を持ってもらい、自分が100%の人を好きになる必要ってある? 0か100かで考えてないか(目的、目標を変える)。
それを自覚してからは、そんなに悩まなくなった。
話しかけてみる、仲良しをやってみるまではするけど、なんか違うなと思ったら、やめる(やり方や方針を変える)。
やめちゃっていいのだ。
自分が100人の人、その100%を理解できないように、誰もそんなことを私に望んでいないし、そしてできっこない。
できなくてもいいと思うことは、夢や希望を諦めることではなくて、逆にできること、自分について分かることをみつけていく作業だ。
できないことを見つけたら、逆にできることが増えていく。分かっていく。
この人とは話が合わなくて、会話が続かなさそうだけど、あの人となら時々挨拶するくらいならできるかも。
この人お喋りすぎて苦手だ。でも、時々そのお喋りにお付き合いすれば、雰囲気だけでも、その場にいられるかも。孤立感を持たなくて済むかも。
具体的に自分ができることが分かって、やりたいことが分かっていく。
できないものは、できないでいい。それを、自覚することが大事。
むやみやたらと頑張って自滅する、自信をなくす、自分なんかダメダメだと思うのは、おしまい!
できることを積上げていくうちに、自分のできる仲良しレベルとか、どんな時に、どんな人に愛想良くできるのか、感じが見えてくる。
気ままな人に思われても、気にしない。
それが、あなたの本質かもしれないし、あなたができる本来の人付き合いの仕方なのかもしれないから。
人はみんな違うし、理想の姿と一瞬思い描く人って、本当に理想なのかとじっくり考えてみるとそうでもなかったりする。
自分は、裏表のある人間関係が嫌だなと思うなら、それが実行可能な人と仲良くすればいいだけ。
そうは現実が許さない、というのも知ってるけども、そういう時は、その現実では薄く浅くを貫いて、自分の場所を別のところで開拓する。
薄く浅くを貫くのも技術。技術は磨けば身に付く。
何事も、道は自分で拓いていく。そして、自然と拓けていくもの。
仲良し、愛想良くも、自分で自分の都合の良いステージに変えちゃったら案外いいことも多いのです。
【今日の英作文】
「私はもはやへっぽこな役たたずではありません。」
"I'm not unreliable and useless anymore.''
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