物欲は敵か
最近、自分はお金がないんだなあと思った。これからもお金には、恵まれないんだろうなとも思った。
何を今更とも、誰と比べてかとも思うけど、何かを買う時、普段の食品、日用品を買う時、いちばん安くて、長持ちしそうなもの、ちゃんと最後まで使いきることができそうなものを選んで買う。
ふらふらと仕事帰りに寄り道はしないし、用もないのに店に入ったりしない。ウィンドウショッピングもしないし、服の衝動買いもしない。
たとえば、ミスタードーナツにも、ドーナツを「何個買う」ために行く。その何個分の予算を立て、そのお金のみを持って出かける。
子供のお使いみたいと思うけど、たいして変わらない。
余計なものを買わないように、慎重に買い物かごの中身を計算してレジに向かう。
あれもほしい、これも食べたい。こっちのほうがおいしいよね。あれよりこっちは高いけど、その分モノはいい。
なんとなくほしいもの、今はいらないけど、今なんとなくほしいもの。
それを物欲という。
お金に余裕のない私には、たぶん敵。
でも、物欲とはそんなに敵視するものなんだろうかとも思う。
物欲というとなんか物々しいけど、本質的には「あれいいなあ」と思うだけの、人間に備わっている感情ような気がする。
生きていく上で、そういう「いいなあ」がなくなったら、とても寂しいし、心が枯れそう。
ここで、現実と物欲との間でジレンマ。
買いたいけど、お金ない。
お金ないけど、あれ欲しい。
私はまだそんなに大きなジレンマにぶつかったことはないけど、きっとこれからの人生で、たくさんあるのだろうなと思う。
たとえば、セキュリティの高い家に住みたいとか。
新しいパソコンか欲しいとか。
家が買いたいとか。
収入を増やすために、多くの人は今、よく転職をするようだけど、私にはあまりにリスキーすぎて、なかなか取れそうにない選択肢。
私向けの求人がまずない。
支援機関が付いてない人として、新しく雇ってもらおうとすると、私のような病気持ちはかなり難しくなる。
収入が少ない今の会社に、そのまま「お金がないよ」と言いながらいつづけるのは、ただの考えなしと言えなくもない。自己責任的な。
だから、せめてスキルアップとして調理師免許をとり、なんとかしたい。
焦るな、焦るなと思う。
1日1日が大事。
物欲とは、敵ではなくて、ありがたい心のセンサーであると、言えるようになったら、いいのだけど。
【今日の英作文】
「全ての関係は、あなたの言葉遣いと振る舞い方から始まる。」
"All relationship is started with what language you choose and how you behave.''
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