ひじきの煮物
苦手な食べ物。
ひじきの煮物。
お好きな方には大変申し訳ないけども、私はなんだかもさもさして、食べにくくて、どうにも苦手。
ひじきに関しては、豆腐のように「好きだった時期」というものがなく、子供の頃から今に至るまで、食べたい!おいしい!と思ったことがない。
この間の賄いがひじきの煮物だった。
正直、げんなり。
なぜ、世の中には食べ物はたくさんあるのに、よりにもよってひじき?賄いを食べないと、お腹がすいてどうにかなりそう。食べなきゃ仕方ない。
お腹と背中がくっつくぞな、ぺこなり状態では、ひじきだろうと、豆腐だろうと、煮豆だろうと、食べずにおれない。
頑張ったさ。
改めて苦手だと思ったけど、まったく受け付けなかった昔を思うと、食べられた(ぺこなりパワーの勢いかもしれない)。
そのひじきの煮物を食べながら、食べ物のおいしさというのは、人それぞれなんだよな、おいしさも食べる時にもよるよなと思った。誰が作ったか。いつ作ったか。そして、いつ食べるか。どう食べるか。お腹がすいた時。ほかのおかずのひとつとして食べる時。
おからも苦手な食べ物だったのだけど、ある時近所の人が作ったからとおすそ分けしてくれたものを食べて以来、おからに開眼した。
おからっておいしい、かもと。
強情なひじきの煮物苦手も、何かのきっかけで変わるのかもしれない。
この間食べられたことも、ひとつのスモールステップかもしれない。
ちょっと嬉しい。
ひじきの煮物をすすんで食べなくても、無理です、食べられませんと拒否することなく、食べられるようになりたい。
今年は味覚や、食わず嫌いも改革もしたいなぁ、と思う。年が明けたばかりだから、なんでも欲張りな目標設定になる。どーんといけだ。
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