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そういえば、へんなもの

ご多分にもれず、私も「ハリー・ポッター」シリーズが大好きで、夢中で読んだ一人だ。

当時、全然気にしていなかったことで、最近そういえば変ではないかと気づいたことがある。

物語にクリスマスがあることだ。

魔法使いたちは、基本的にマグル(魔法を使えない普通の人のこと)の文化にとても疎くて、ばかにしている。

マグル出身の生徒が、お気に入りのサッカー選手のポスターを学校の寮に持ってきたとき、クィディッチという箒に乗って魔法使いがするスポーツの方が面白い。「地面を走っていって、ボール蹴るなんてつまんない」というセリフがある。

サッカーも知らない。

マグルのニュースの類も全然知らない。

魔法使いの世界には、魔法省があるし、魔法使いの常識もマグルとは相容れない。のに、

そういえば、クリスマス?

ホグワーツ(学校)の寮にクリスマスになると、ハリーは毎年のように親友のロンのお母さんから手編みのセーターをプレゼントしてもらう。

クリスマス休暇に、友達と出かけるシーンもある。

変なの。

常識が違うのに、キリスト教はありなの?

いちゃもんをつけたいわけじゃない。

マグルをばかにするのに、マグルの宗教は使うんだ。共通なんだ?というのが、今更だけど、あれ?と思ったという話。

ファンタジーを書く時、どこからどこまで、ファンタジーの世界に作り上げるか(言葉から、風習から)は、作家さんの力量とか、舞台設定の緻密さへのこだわりによるものが大きい。

『指輪物語』のトールキンは文字も言語も作った。

そこまでこだわらなくても、ごっちゃに現実世界と混じってる世界観の場合、ファンタジー世界用に作り上げるもののレベルは、作家さんそれぞれの意思による。

「ハリー・ポッター」は、魔法使いと魔法使いじゃない人と世界が混じりあっているけど、魔法使いの世界は基本別で、魔法省があり、クィディッチがあり、魔法使いの世界の新聞・ニュースがあり、クィディッチの世界大会みたいなものもある。

「クィディッチ今昔」という作中に登場する本が、実際に本として現実に出版されたり。作り込みが細かいタイプのファンタジー。

なのに、クリスマスはありなんだなあ。。。

不思議だ!

手元に「ハリー・ポッター」がないから、あやふやな記憶に頼っているところがある。そういえば変、は探すとまだあるのかしらん。

ハリポタの世界(魔法使いの世界)のクリスマスも、日本人がハロウィンとか、イースターのお祭りを楽しむようなノリなのかなぁ。

クリスマス自体、詳しくは知らんが、マグルがやってるみんなで楽しむ日みたいな感じ。

そんな軽い印象もなかったけど、教会や牧師さんが出てくる訳でもない。

不思議な扱いだな。。。

謎。

そもそも、「ハリー・ポッター」の魔法使いの世界に、宗教がなかった気がする。

だから、いきなりクリスマスって言われて思い出して、変かもと思ったのかも。

考えると、ファンタジーって面白い。

【今日の英作文】
「大抵の人は私には持ち家を買うチャンスはないと言いますが、やってみなければ分からないでしょ?」
"Most of people say I have no chance of buying my own house, but who knows?''

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