これぞアメリカ! 遅れてきた本命! ニューヨークがまたもやコロナ感染一万人突破!
こんにちは、ドクターコロナです。
秋のコロナ第三波は当初は中西部のアイダホ、ミズーリ、ウイスコンシンなどの田舎州が中心でした。
その勢いは瞬く間に全米に広がり、夏の中心であったテキサスやカリフォルニアも再爆発し、夏の間は落ち着いていた東海岸のニューヨークやニュージャージーも徐々に感染が増えていました。
そのニューヨークが大変なことになってきました。
11月に入って少しずつ増えていた感染者の数がついに一万人を超えてしまいました。
12月3日の全米ランキングでは、再度ロックダウンをするカリフォルニアがトップです。上位常連のテキサスやイリノイに混じって、ニューヨークは6位までランクアップしてきました。
感染 死者 全米 14,535,196 +218,576 282,829 +2,918
1 California 1,291,214 +21,825 19,588 +145
2 Texas 1,317,457 +17,542 22,729 +224
3 Pennsylvania 392,610 +11,268 11,031 +206
4 Illinois 759,562 +10,959 13,625 +228
5 Florida 1,029,030 +10,870 18,874 +103
6 New York 713,587 +10,144 34,829 +101
7 Ohio 446,849 +8,921 6,753 +82
8 Indiana 359,430 +8,460 6,033 +60
9 Michigan 410,843 +7,957 10,035 +193
10 Massachusetts 240,907 +6,675 10,874 +50
クオモ知事やブラシオ市長もニューヨークに第二波が訪れたことを今頃認めました。
ニューヨークはPCRを無料で大量に行い感染を収束させたと夏の間は自慢しており、他州の見本であると言われていましたが、春に大量の死亡者を出して一過性にそれ以上感染が広がらない状態だったのでしょうか。
PCRだけやっても肝心の感染防御をしないと、感染者は増えるという見本になってしまいました。よい反面教師になります。
猛烈な勢いで感染者が増えているので、来週には2万人、3万人を超えてトップを伺うのは確実です。それともカリフォルニアやテキサスが阻止するでしょうか。
ニューヨークは入院者も四千人を超えました。春には一万8千人を数えた時期もあったようですが、第二波ではその数を超えるのでしょうか。爆発的に増えてくると、止められなくなりますが、クオモ知事は今更何か手を打つのでしょうか。
春には世界最悪の医療崩壊を来たし、世界中を恐怖のどん底に突き落としました。あのような悪夢は再度繰り返されるのでしょうか。
病院がコロナ患者だらけになり、冷凍トラックに死体が放置されたり、無人島に遺体が埋められるような光景は誰も見たくありません。
ニューヨークの住民はしっかりとマスクをして、ロックダウンや医療崩壊をにならないように、これ以上感染を広げないようがんばってください。
皆さんも風邪などひかないように気をつけてください。