これぞアメリカ! ロスアンゼルスが医療崩壊の危機! 危険信号点灯!
こんにちは、ドクターコロナです。
ここ数週は南部の州がコロナパンデミックの中心です。
その筆頭であるカリフォルニア州は長らくコロナを軽く見てきましたが、ここに来て焦り始めています。
コロナは高温、乾燥に弱いと高をくくっていたようです。ブラジルや中米の感染状況からまったく学べていません。
自国に世界最悪の医療崩壊を来たしたニューヨークという前例、反面教師があるのに、参考にしてより犠牲の少ない対処方法を取ろうとしないのでしょうか。
昨日はようやく外食産業やスポーツジムなどの経済活動を縮小させることを発表しました。
しかし、ここに来てカリフォルニア州の中心都市ロスアンゼルスLAに医療崩壊の足音が聞こえてきました。
ロスアンゼルスだけで、コロナの入院が2,103人、ICU集中室に565人入院しています。残りの入院可能な数は766人、ICU集中室は141人分しかないそうです。
ロスアンゼルスで感染が増加し始めたのが一か月前です。ニューヨークやイタリアでは強力なロックダウンでピークが過ぎるのに2か月以上かかりました。
ロスアンゼルスはこれから一か月以上続くコロナ爆発に耐えられるのでしょうか。
医療者は自らの命と引き換えに治療にあたっていますが、これだけのコロナ患者が病院にいたら相当なストレスでしょう。自らが感染して死んでしまうこともあるでしょう。ニューヨークでは自殺してしまう医者もいました。
世界最悪の医療崩壊を来たしたニューヨークの光景がロスアンゼルスで再現されるのでしょうか。全米が注目しています。
経済を優先しているトランプ大統領とアメリカをあざ笑うかのようにコロナは勢いを増しています。
トランプ大統領とカリフォルニア州知事、ロスアンゼルス市長は犠牲者を少なくするような対応を打つのでしょうか。それとも小手先の対応でごまかして、増える犠牲者には目をつぶって経済優先でしょうか。
ロスアンゼルスが医療崩壊にならないことを願っています。
皆さんも風邪などひかないように気をつけてください。
誠にありがとうございます。サポートもぜひよろしくお願いします。