移転から1年経つ『豊洲市場』に行ってみた
見学が可能なエリアは4つ
築地市場が豊洲に移って約1年。
豊洲は築地と同様、魚だけでなく青果の流通拠点としても機能しています。この施設の大きな特徴は、閉鎖型施設なので、気候に左右されることなく、適切な温度管理のもと、いつでも商品の鮮度を保ち、出荷できることです。
そんな『豊洲市場』で見学ができるのは「管理施設棟」、「水産仲卸売場棟」、「水産卸売場棟」、「青果棟」の4つ。
「管理施設棟」と「水産仲卸売場棟」は屋内の通路でつながっていますが、あとの2つの棟はそれぞれ独立。違う棟に移る時は、一度、建物を出て、別のエリアに向かうので要注意です。
PRコーナーではイッチーノがお出迎え
「管理施設棟」にある「PRコーナー」。豊洲市場の特徴や、市場の歴史などがパネルで展示されているのでつい熟読。東京都中央卸売市場のマスコット“イッチーノ”にも出会いました。
豊洲市場のメインの見学スポット
連絡通路をさらに進むと、水産卸売場棟。築地市場で取引された一番大きなマグロの模型が展示などもあり、人気のフォトスポットとなっています。マグロに関することも、色々とわかりやすく展示されていて「なるほど」と呟いていました。
見学ギャラリーではマグロの競りが見られるのですが、競りを見学できるのは午前5時45分から午前6時15分の間。交代制で、しかも抽選なので、見るためにはかなりハードルが高い感じ。いつか機会があれば見てみたいとは思いますが、早起きがつらい。
豊洲市場の名物「八千代」のチャーシューエッグ
ランチタイムはとんかつ『八千代』。火曜、木曜、土曜の限定販売の “チャーシューエッグ”目当てです。11時半に行くと、それほど混雑もなく、並ばず入れました。
トロトロに煮込んだチャーシューに、半熟目玉焼き。説明不要の間違いないおいしさ。お昼の某番組では、チャーシューエッグが紹介されたとたん、コメンティターが番組終了を待ちきれず、番組を中座して豊洲に向かったとか。
お土産は水産卸売場棟の4階「魚がし横丁」へ
「水産卸売場棟」と「青果棟」にももちろん名物のグルメはあり、まさに食の宝庫。ほかにも水産卸売場棟の4階「魚がし横丁」では、乾物や食料品などを買うことができ、お土産もここで買えます。
「屋上緑化広場」は見晴らし最高!
あまり知られていませんが、「水産卸売場棟」の上には「屋上緑化広場」があり、ここからは東京タワーやレインボーブリッジが一望。しかも芝生の上も自由に歩くことができるので、お天気のいい日はここでのんびりするのもありかも。
食べる、買う、遊ぶがそろった『豊洲市場』。
私が行ったときは外国人が多く、日本人はそこそこ。ゆっくりみて回れました。でも市場の朝は早いようで、午後になると魚がし横丁のお店はしまってしまうので、行くと決めたら午前中には着くようにすると、さらに楽しめます。