雪のはなし
最近雪が降って嬉しくなったusaです。
学校は残念ながら休みにはなりませんでした。さて、雪が降った日の小説風日記を書いていきたいと思います。
そいでは。
雪が降ると、いつも以上にワクワクする。それは自分が今住んでいる地域が滅多に雪が降らないからだろう。
カーテンを開くと、シャッと楽しそうな音がした。
窓の外を見ると、屋根がうっすら白くなっていた。そして、雪はチラチラとこちらの様子を伺うように降っている。
私は急いでリビングに行き、家族にそのことを知らせた。
「お父さん!お母さん!雪降ってる!!」
父親はスマホに目が釘付けなようで、こちらに目を向けずに、
「そうか、自転車はこけたら危ないから使うなよ」
とだけ言った。
母親は朝ごはんの焼きおにぎりを作りながら
「スノーブーツ履いていきや〜」
と言ってくれた。
外へ出ると、元々黒色だった車は白くなっていた。
道を走っている車もフロントガラスの一部分だけくっきりしていたのでなんだか可笑しかった。
ふぅ〜と息を吐いてみる。
白く長い息が出た。雪は上着に次々に着陸しては消えていく。たまに結晶が見えてとても面白い。
道の端に積もった雪が追いやられている。可哀想だなと思いながら見ていると、そこに犬らしき動物の足跡があった。思わず笑ってしまったので、横に薄い息が出た。