伊勢神宮内宮から猿田彦神社へ
平成26年8月23日
鳥羽で1泊し、翌日は皇大神宮・内宮と猿田彦神社を参拝させていただいた。
近年は、ゲリラ豪雨がそう珍しくなくなったが、10年前は、豪雨なんて滅多になかったと思う。
この日は、私にとってとても不思議な1日となったのだ。
内宮から別宮を参拝し、境内を満喫させていただいた後、
おかげ横丁をふらり。
赤福で、お土産を購入し、イートインで赤福餅をいただいていると、雨。
(赤福餅、食べたくなってきた)
おかげ横丁で、お昼食べちゃおうと、お店に入ると雨。
雨も上がったし、猿田彦神社を目指す。
猿田彦神社は、おかげ横丁から歩いて10分もかからない所にある。
私は、古事記のお話しの中でも、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が大好きだ。
今時の言葉だと「推し」の神様かな。
…神様に対して、大好きは畏れ多いけれど…
だって、イケイケで踊りまくって、神様たちを楽しませて、笑わせて、
天の岩戸に引きこもってしまった天照大御神様を、
「外はとても楽しそうだけど、どゆこと?」
と、岩戸を開けるきっかけを作られた神様だ。
ふんわり過ぎる古事記で失礼…
鳥居をくぐり、佐瑠女神社(さるめじんじゃ)に参拝。
技芸の女神様の由縁もあり、煌びやかな印象を受けた。
猿田彦大神に参拝させていただく。
天孫降臨で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂までお連れした、みちひらきの大神様。
道に迷わないように。
この時は、ゲリラ豪雨が一転、晴天に恵まれて、
心も晴れやかに参拝させていただいた。
横山展望台に立ち寄り、英虞湾を眺め、展望台を散策する。
そろそろ帰ろうか。
雲行きが怪しい。
運転していると、再び豪雨に襲われる。
友人には、私が雨を一緒に連れて来たと言われる。
私は、超絶晴れ女なんだから。
いやいや、雨連れ人はあなたでしょ(笑)
車のワイパーが全く意味がないほどの豪雨の中、夜の高速道路を走り抜ける。
静岡に入った頃、ようやく雨から抜け出した。
無事故で無事に戻れたことは、みちひらきの神様のおかげ様であろう。
10年ぶりに御朱印帳を振り返り、迷子になってる自分にハッとさせられた。
凄いな、神様。
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