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調神社 ~つきじんじゃ~
平成26年9月25日
私は、うさぎが大好きだ。
ウサギと共に暮らしている。
かねてより、浦和にある調神社さんは訪れたい神社さんだった。
2冊目の御朱印帳は絶対、調神社でいただこうと心に決めていた。
念願の2冊目。
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ちょっと振り向てくれる、立ち耳白ウサギさん。
調神社には、鳥居がないことで有名だ。
調神社は「調宮縁起」によると、第9代開化天皇の時代に奉幣の社として創建され、第10代崇神天皇の勅命により伊勢神宮に献上する調物(貢物)を納める倉庫を建て、集積運搬所に定めたといいます。この場所に「調神社」は鎮座しており、鳥居や門がないのは調物を運搬する際に妨げになることが理由だったようです。
これは、飛鳥時代から奈良時代にかけて行われていた「祖調庸(そちょうよう)」の調(布や特産物など)を納めるために、調神社に集められていたのだろう。
鳥居が妨げになってしまうほどの物が置かれているとは、どれだけ大きな倉庫だったのか。
調神社は、狛犬ならぬ「狛兎」が鎮座している。
手水舎では兎さんのお口から御水が出ている。
境内のあちこちに兎がいるので、うさぎ好きにはたまらない。
調(つき)と、月が同じ読み方なこと。
月神様の使いが兎とのことから、兎が神社さんの神使いとなった。
また、(つき)からツキを呼び込むと、勝負事に臨む前に参拝される方も多い。
兎のように大きく飛躍したい時、きっと背中を押してくれるだろう。