知らないということの強み(転職活動)
こんばんは。
キャリアって何なんですかね。
このノートを見てくださってありがとうございます。
さて、1年かけての転職活動ですが、後半の半年は、半ば待ちの状態でした。前半で準備して整ってきた頃に1件、とある中小企業にお邪魔して、転職の仲介をしてくれる方とじっくり話をしたことがありました。
自分に何ができるのか、きちんと話をする機会をもらっていたのです。
その相手の方は、外国人で、あまり日本語が堪能ではなく、英語での会話となりました。当然、ほとんど通じないことを改めて痛感したわけですが、その会社と契約して別の外資系企業で仕事をするというスタイルを提案されました。
これが、たびたび会社にいる昼間に携帯に連絡が入るので、あわてて電話を取って「Hello」「Hi!」などと応えているのを一度、勤務先のエレベーターホールで誰かに聞かれて、フロア中のうわさになったことがあります。「みーさん、電話で「Hi!」ってしゃべってた!」っと。当時良いイメージだったとても日本らしい企業グループでのことです。
その担当者の方からは、仕事の内容まである程度具体的に話をしてくれたため、新しい機会がどのようなものかが理解でき、これならいけそうかもしれない、と思い、是非とお願いしました。そして、その打診の結果… まずは着任した場合に直属となる予定のマネージャーと直接電話で会話をすることに。
マネージャーは地球の反対側にいる、とても偉い、立派な人に感じられました。会話は電話会議への接続で行われることになっていました。電話会議は、ましてや外国との会議は、初めてです。決めれた時間に決められた番号に電話すると、何やら自動音声が。どうやら何かのキーを押してログインするらしいことは分かったのですが、そのキー(電話のボタン?)の名前がどうしても聞き取れません。4,5分… どんどん時間が経ってあせったところに、携帯に着信がありました。出てみると、英語でミーさんですね。ちょっとマネージャーに代わりますと言われて、電話が切り替わり、マネージャーと思われる女性の声が聞こえてきました。
それで名前は?何をやっている人?何をやりたい?
それくらいの質問でした。用意していたはずなのに、ちょっと(かなり)しどろもどろで緊張して話した後、では、と会話が終了しました。
仲介してくれた方には報告をして、そのまま待つことになりました。その後は目の前の仕事に追われてしまい、しばらく忘れてしまっていました。連絡がないのはなぜだろう。などとなんとなく思い出すこともあったかもしれません。脳天気といわれても答えようがないです。
ちなみに、短い質問で終わる面談(インタビュー)は、落第を意味するとは、あとで知りました。
さらに、どうしてもわからなかった電話の件ですが、「パウンドキー」といっていたようです。電話の「#」マークのことをアメリカではこう呼ぶらしいということが分かったのも、かなり後になってのことでした。
・・・ つづきはまた。
ご覧いただきありがとうございます。多少なりともお心に残るものがあればぜひサポートをよろしくお願いいたします。より多くの皆様とココロが響きあい、明日が少しでもあかるくなればとの思いで書きはじめました。