使われやすいやつ(また自分)
こんばんは。
キャリアって何なんですかね。
このノートを見てくださってありがとうございます。
そうなんです、次に使われたのが、自分の会社からの出版社への出向なのです。いまどきなら、もう珍しいことではなく、システム関係などであるあるかもしれませんね。
その当時は、まだ一般企業の仕事を周りに教えてもらいながらも仕上げたところでした。ちょうど年の瀬。年末年始にかけて、2週間だけでいいので、ちょっと、お客様のオフィスにいって、編集を手伝ってくれないか、という依頼でした。
それが2年になって。終わったのは2月くらい。その後は自分の意思で出版社に残りました。楽しい楽しい日々でした。
この後の話は、ここで書いてよいことか分かりません。しかし、上手くいっていた自分の担当業務以外に、オフィスでの居心地が次第に変わってきたのです。上司が、新しく設けたWeb担当者と張り付いて仕事をするようになっていったのです。これまで二人三脚に近い状態で仕事をしていた人が離れて、毎日のように言葉では言い表せないような、微細な言葉を投げかけるようになっていったのです。
雇用されている自分の会社はおっとりとした、社員全員の、さまざまな人生の変化を受け入れる大きな会社です。ここはとても活気があり多忙で、でもいつまでもいたい場所でした。
しかし、私は社員ではない。その壁はいつもありました。受け入れてもらえないなら…
3ヵ月毎に2,3日はゆっくりできる自分の会社とは異なり、6ヵ月以上休みなく仕事を完成させた翌日は9月の祝日でした。朝、私は突然起き上がれなくなっていました。
その後、社員ではない自分の居場所はなくならざるを得ず、自分の会社で休職することとなりました。
結局、自分は編集者になれていたんだどうか。。まとまった仕事をできていたのは、優秀な編集者仲間や上司、アートデザイン関係の担当者、みんなが仲間でいてくれたからだったのでは?
約10年後、元上司の送別会か何かで、この会社の人たちと再会しました。元上司は、近づいてきていいました。「ごめんなさいね」
・・・このつづきはまた。
ご覧いただきありがとうございます。多少なりともお心に残るものがあればぜひサポートをよろしくお願いいたします。より多くの皆様とココロが響きあい、明日が少しでもあかるくなればとの思いで書きはじめました。