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No.13-紫の秋深まる

【生けた日】2021/10/21(木)夕

週末から少し経ってしまいましたがようやく新しい方のお花屋さんに行ってきました。どうやらこちらにも、ようやく木ものが出てきましたが、個人的状況を踏まえ、今回も草木で続けます。

【花の種類】葉と花

今回は紫色を扱うことにしました。イブニングスターとトルコキキョウ。新鮮そうで元気でしたので、秋らしい色味となったアイビーを絡めるつもりで加えました。

イブニングスター
トルコキキョウ
アイビー

【花器】今回も投げ入れ陶器

限られた花器でどれだけ異なるお花を生けられるかのチャレンジを続けています。今回はアイビーで円を描き、花器の印象を薄めました。

【ポイント】花枝の「顔」に合わせる

購入した段階で、細かいトウガラシの実とかすみ草の花を重ねて点描を作ることを決めていたため、トウガラシの「顔」向きに合わせて右へ流して生けました。オレンジのケイトウはバランスをとるため反対向きに伸ばし、イエローのケイトウは、バックにアクセントとして入れました。

【花の価格】2,300円程度

トルコキキョウってこんなに高価でしたっけ?花材自体は新鮮なのでよいですが、よく扱われる練習用花材のイメージがあり、不思議な気がします。あるいはお店自体、少しお高めの場所にあるせいかもしれません。

【作品】

アイビーもあれば雰囲気があって簡単に使えそうなのですが、案外生けるのはむずかしく感じています。今回は円をつくり、イブニングスターとトルコキキョウの足下に、知恵の輪のように絡めてみました。

【まとめ】

アイビーとイブニングスターとのバランスは、案外難しかったです。結局何が正解だったのだろうと考えてしまいます。生け花に正解はないと思いますが、もっと見たときにはっとするような作品を生けることができればと思いながら仕上げました。

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どこから見ても、あまり変わったインパクトがないように思います。大抵は家庭での生け花なので、四方正面、もっといえば四方上下正面を意識していますが、それぞれの味があるからよいのであって、このようにどこから見ても似たように見えるのは、逆に不思議な気がします。


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かしこ

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