No.14- 香りある基本の花材
【生けた日】2021/10/28(木)夕
花が最も新鮮と言われる木曜日に買ってくることができました。親しみやすい、人によってはあたり前の花、ストックと、お稽古に頻出するドラセナの緑色の葉を買ってきました。腕を磨ける2種です。
【花の種類】葉と花
赤紫色ではなく、緑色のドラセナのお供には、ピンクではなく、白のストックを選びました。ひさしぶりにさわやかな作品になります。ドラセナはお稽古の花材としてよく入っています。応用がとても利く1つなので、1本だけ購入して、久しぶりにアレンジに挑戦します。ストックは意外にも香りが高い花で、好きで。持ちも良いです。ただ挿しているだけの花にはしたくないなとは思いながら選びました。
ストック(白)
ドラセナ(緑)
【花器】丸いガラス器
限られた花器でどれだけ異なるお花を生けられるかのチャレンジを続けています。今回は日月の剣山を使って花材を落ち着かせました。
【ポイント】重心を低くしてまとめる
ドラセナは左右に複数重なり合うように伸びた葉の集まり。それをそのまま生けると、広がりすぎたり、他の花材も多く必要になります。多くの花材を入手して大きく生ける場合は良いですが、自宅で生けて楽しむのには、小さく生けたいところです。そこで、葉を分解して複数の花材としてトライしました。逆にストックは短く分解すると、短い花だけになり、生け花としての美しさが失われてしまうおそれがあります。上手く茎を十分残しながら「取り分けて」生けました。
【花の価格】1,300円程度
新鮮でなおかつお安め、しかもボリュームも不要ということで、ありがたい価格となりました。
【作品】
ドラセナとストックを混ぜてまとめた作人にしようと考えていたのですが、生け始めて見ると、結果としてストックとドラセナ、2つの領域に分けた感じが素敵と思うように。
【まとめ】
当たり前の花で当たり前に生けたようでしたが、写真を撮ってみると、どの方向から撮影しても、まるで別の作品のようによくまとまりました。結果として、自分のめざす方向性となって満足です。笑
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かしこ