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全部キミのせいだ 全部そうなんだ

4/17 STAiNY 東名阪ツアー ファイナル・東京公演が渋谷 Spotify O-EASTにて開催された。

前説はお馴染みピストジャム、開演が遅れていることを伝えつつ、今回のツアーの企画である、「ステラハウス」内で公開された6秒エンパシーのMVについて触れるなど、軽快なトークで場をしっかりと温めてくれた。
そして何よりいつもより多めのレーザー。今回のインベーダーのコンセプトと相まって非常に迫力のあるものとなった。

スタートは今回のツアータイトル曲である「恋するインベーダー」で幕を開けた。

その後「恋餃子」「マテ茶」と続き、MC後はツアーメドレー。6曲のメドレーであったが、繋ぎもとてもしっかりとしていて、圧巻であった。

そしてその後の寸劇。新体制となって、ぬるま湯状態であった彼女達がこのツアーを成功させるためにさまざまな事をしてきた様子が面白く劇として行われていた。

その劇から続くように披露された新曲「キミ星ディスティネーション」この曲はメンバー全員がプロデュースを行い、篠崎ここ・松岡ななかが振り付けを担当。この曲の振り入れの様子は生配信企画「ステラハウス」でも配信された。

本編ラストは「6秒エンパシー」落ちサビにはアカペラを披露。この演出もメンバーで考案したという。

アンコールでは再び「恋するインベーダー」を披露。シャボン玉、銀テープが飛び交うフィナーレとなった。

photo by(@pote_yamamura)

今回のこのライブで私が特に印象に残ったのは2つ。

まずは新曲の「キミ星ディスティネーション」がとてもよかった。歌詞、仮歌が先行公開されていた時点で「あ、これやばいな」っていうのは多少あったが、それを彼女達は遥かに超えてきた。あんなに沸ける曲が出来るのに、こんなエモいのも出来るのか…と。表情の使い方や、歌詞によっての歌い方、すべてが繊細なものであって、これから披露されるにつれ、更にこの曲に磨きがかかるのかと思うととても楽しみでしょうがない。

そして2つ目は本編ラストで披露された「6秒エンパシー」前述の通り、このツアーに向けた企画の中の1つ、メンバーが共同生活する様子を生配信するという企画「ステラハウス」の中でMVを配信したりと、STAiNYの中でも大きな1曲ということが伺えるが、何よりも落ちサビのアカペラ。率直な感想は「やばい。」最初突然音が止まり、音響トラブルかな?と思ったものの、メンバーが慌てる様子も無くポジションを変更したため、トラブルでない事を察知。その後の圧巻のアカペラ。涙が止まらなかった。本編ラストにふさわしい演出となっていたと思う。

今回のこのライブに観客として"いれた"ではなく、"参加"出来たことがとても嬉しい、あの空間で一緒にライブを創ることが出来て本当に良かった。
この先山あり谷ありだとは思うが、このライブを見て更に彼女達を応援したくなった。という気持ちが第一。そして、彼女達ならこの先の問題も恐らく乗り越えられるだろう、そんなパワーを感じさせてくれるようなパフォーマンスであった。これからも彼女達が進む道を一緒に辿っていきたいと思う。

4/17 「恋するインベーダー」東京公演 セットリスト
SE
▼恋するインベーダー
▼恋餃子
▼ちょっとマテ茶
MC
▼メドレー(パリパリ~サマラブ~Candy~アラビアン~マジコイ~ワンダフル)
MC
▼テリテルミー
▼スターシャインパーク
▼寸劇
▼キミ星ディスティネーション
▼6秒エンパシー(アカペラ演出あり)
【アンコール】
▼恋するインベーダー
MC

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